ホーム > 森林管理局へようこそ > 自然保護対策 > 四国の「保護林」について紹介します。 > 土佐のてっぺん郷土の森
更新日:24年12月21日 7.土佐のてっぺん郷土の森愛媛県との県境にある植生豊かな天然林で、早明浦ダムを擁する吉野川上流に位置しています。 この森は、東光森山に広がる冷温帯の植生が見られることが特徴で、ブナやイヌブナ、ミズナラ、モミ、カエデ類、ヒノキ、ヒメコマツなどが生育し、森林浴などの散策が楽しめます。また、尾根筋の風衝地にはアケボノツツジが生育し、春には花が咲き乱れます。 保護林内の樹間からは、赤石山系の山や大座礼山などを望むことができ、ピークからは東光森山を間近に見ることができます。 地元、大川村のシンボルとして、文化・教育や憩いの場として保護するため、大川村と協定が結ばれ現在に至っています。 保護林マップ登山道はよく整備され歩きやすいですが、保護林までは急登の連続です。 また登山口には車が二台ほど駐車できるスペースがあり、郷土の森の看板が目印です。 上空から見た保護林体力に余裕があれば東光森山や大座礼山に足を運ぶのも良い。 (2012年3月22日撮影) その他の写真はフォトアルバムをご覧下さい。 保護林内の樹木当保護林にはブナやイヌブナ、ミズナラ、ヒメシャラ、モミ、ツガ、ヒノキ、ヒメコマツなどが生育しており、冷温帯の樹種が多く見られます。 また登山道沿いの稜線部はリョウブ、アセビ、アケボノツツジ等の低木とスズタケが混成する風衝低木林が広がっています。 ▲ミズナラの葉 ブナと並んで冷温帯を代表する樹種の1つ。葉は粗いギザギザ(鋸歯)があり、葉と枝の間(葉柄)がごく短いのが特徴。 ブナの特徴は小田深山・小屋山保護林をご覧下さい。 ▲ミズナラの実 ▲ヒメコマツ(ゴヨウマツ) 通常のマツと違い葉が5枚あるのが特徴
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