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箕面森林環境保全ふれあいセンター

大学生を対象とした森林環境教育セミナー

   平成22年5月29日(土曜日)、大阪府箕面市の箕面国有林において、京都教育大学社会領域専攻の新入生40名、2回生4名の計44名に参加してもらい、京都大阪森林管理事務所、ボランティアの協力を得ながら、森林環境教育セミナーを実施しました。
森林環境教育セミナーは、学校教育における森林環境教育の導入を促進することを目的として、平成16年度から箕面市等の小・中学校の教員を対象に夏休み期間中に実施しており、今年度からは、学生の段階から森林環境教育の大切さを理解してもらうことが必要と考え、教員を目指す大学生を対象としたセミナーにも取り組むこととしました。
     まず午前中はエキスポの森において、「オオクワガタの棲(す)める森づくり」の取組及びカミネッコンを説明した後、カミネッコンの作製、苗木の植え替え、現地への植樹を体験してもらい、最後に記念標柱を立てました。今回は、綺麗な花が咲くことを祈り、ヤマザクラとエドヒガンを45本植樹しました。
    午後からは勝尾寺園地に移動し、間伐体験と昨年8月に当センターで作成した森林環境教育推奨事例集の中から「色あわせ」、「飛ぶタネの模型づくり」、「森クラフト」を実践してもらいました。
間伐体験では、前段で間伐の意義及び安全作業を説明し、デモンストレーションを行った後、一人ひとりがノコギリを使い、間伐、枝払い、玉切りを体験しました。

 また、推奨事例集を活用した実践では、童心に戻った気分でそれぞれの事例を楽しんでもらいました。
     その後のふりかえりの時間では、参加した学生から、「実際に体験して、木は偉大だと感じた」、「楽しもうという気分で頑張った。色あわせが意外と楽しかった」のほかに「飛ぶタネを作って飛ばしたのがおもしろく、先生になったらこどもたちにも教えたい」との感想も聞かれ、将来に向けて頼もしさを感じました。
     最後に当方から、「今回の体験を忘れず、森林への関心を持って3年間又は4年間勉学に励んでもらい、将来、森林環境教育の実施者として教壇に立っていただくことを期待しています」と挨拶し、セミナーを終了しました。

 京都教育大学で教師を目指す学生対象のセミナー 

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