ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理局の概要 > 赤谷森林ふれあい推進センター > 赤谷ふれあいセンターのブログ2010年12月
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ブラックリース24日
居眠りフクロウさん22日
環境教育WG現地検討会21日
シロハラ?マミチャジナイ?15日
12月赤谷の日ヤマビル対策14日
所長:鈴木綾子
自然再生指導官:
星田弘之
竹田道夫
担当官:藤代和成
サポーター等赤谷プロジェクト関係者が送るブログも見てくださいね。↓
赤谷の森・語ログ
11月6日のブログで炭焼き失敗の報告をしましたが、実は一緒に焼いていた【飾り炭】(松ぼっくりなどで作る飾り用の炭)だけは成功していました。
そこで12月の赤谷の日、クリスマスに向けて「炭だけのリース」を作ってみました!
アカマツ、スギ、ヒマラヤスギ、ストローブマツ、ヒノキ、クリ、ヤシャブシ、オニグルミ、コナラ、ミズナラ等の炭ぼっくりを接着剤で固定。
リース本体も窯で焼き、紐まで見事に炭化しました。
なかなか芸術的に出来たと思っているのですが、クリスマスの飾りとしてはちょっと邪悪な気も。。。
サンタさんは今年も来ない気がします。
ドンマイ、メリークリスマス☆(藤代)
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昨日の朝、沼田市内にある事務所脇の雑木林に珍しいお客さんが来訪しました。
なんとフクロウ!市内なのにすごい!
私も山を7年近く歩いていますが、夜行性な彼にバッチリ会う事はほとんど無く、今回で2回目。
寝てる?と思いきや、しっかり片目でこちらを警戒しています(汗)
それに爪が鋭い!さすが肉食猛禽類。
この後数時間同じところで居眠りしていたそうです。
ちなみに4年前、彼とは静かな山奥で会いました。
頭上15m辺りから飛び立ったのですが、一切羽音がしないんです!あんなに大きいのにどうなってるんでしょう??
(藤代)
赤谷プロジェクトでは、生物多様性の復元と持続的な地域づくりを進める上で、様々な調査や取組みを行っていますが、専門的な要素も多いため、分野ごとにワーキング・グループ(WG)を組織しています。その中の一つとして、これからの環境保全活動を担っていく子どもたちや指導者を育成することを目的として、「環境教育WG」を設置しています。
12月21日、環境教育WGとしては初めての現地検討会を赤谷の森で行いました。今回は、環境教育のためのプログラム作りのための素材集めが目的でしたので、あえて時間をかけて「寄り道」をしながら行いました。
途中にあったエゾエノキの根元で、童心に返ってオオムラサキの幼虫探しに夢中(写真右)・・・やはりよいプログラム作りには実際に体験することが重要ですよね?!(鈴木)
赤谷プロジェクトでは、森に住む動物たちの行動パターンを調査するためにセンサーカメラ(赤外線感知で自動撮影できる)を用いて調査を行っています。
色んな生き物が写りますが、種の同定に悩むことしばしば。今の悩みは…
全く同じ定点で10月21日にカメラが捉えた野鳥。
シロハラ?の雄と雌に見えなくもないが、マミチャジナイ?とも見えるような・・。
ツグミの類には違いないのですが、図鑑によっても色合いが微妙に異なるのです。
詳しい方、教えてください。(藤代)
12月4日・5日の二日間、以前も紹介した赤谷の日が行われました。
毎月行う各種調査の他に行う全体活動、今回は「ヤマビル対策」。
ヤマビルとは陸上性の吸血ヒルで、近年里での被害が増えてきています。
これまでの赤谷の日でサポーターが中心となり知恵を絞り、度重なる実験を行った結果、
「落ち葉を排除する」
ことが効果的・・・だろうと判断し、いきもの村内と近郊の散策路において、試験的に落ち葉かきを行いました。
↑作業前 ↑作業後
これでヤマビルは越冬環境がなくなり、来春には減る!……はずです。来年の結果が楽しみです。(藤代)
【余談】
「落ち葉かき」という言葉は一般的ではない?と思いますか?
赤谷ふれあいセンター 担当者:藤代和成 ダイヤルイン:0278-60-1272 FAX:0278-24-5562