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森林・林業の再生に向けて民有林と国有林との一層の連携強化が重要となっている中、北海道森林管理局は、北海道水産林務部との間で開催している林政連絡会議を一層充実させるとともに、平成24年度から全道では、総合振興局・振興局ごとに地域林政連絡会議等を開催することとしています。 |
平成28年2月15日(月曜日)、第二水産ビル会議室において、北海道と北海道森林管理局は今年度3回目の林政連絡会議を開催しました。
会議には関係課長等総勢22名が出席し、「コンテナ苗実用化に向けた生育データ等の共有」や、「天然更新を活用したトドマツ人工林の新たな施業タイプの開発」等、連携して取組を進めてきた17項目について、今年度の進捗状況を共有し、意見交換を行いました。
また、その他の情報交換として、国有林野等所在市町村長有志協議会等と道有林野所在市町村意見交換会等に関する情報交換を行ったほか、担い手対策など今後新たに連携して取り組む課題等についても意見交換を行いました。
今後も、引き続き連携して各課題の解決に向けて取組を進めていきます。
会議の様子 |
北海道森林管理局 企画課長より挨拶 |
北海道森林管理局 保全課長からの |
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平成27年10月20日(火曜日)、北海道森林管理局大会議室において、北海道と北海道森林管理局から関係各課長等のほか、各地域を代表して各森林管理署地域林政調整官と各森林室主幹(森林総合管理)の総勢41名が参加し、今年度2回目の林政連絡会議を開催しました。
今回の会議では、道内各地域で取り組んでいる民国連携の主な取り組みについて、地域林政調整官と主幹(森林総合管理)から事例の紹介があり、木質バイオマスの安定供給に向けた取組や森林施業の低コスト化、地域材の有効活用等について情報を共有し、木質バイオマス資源の集荷効率の改善、低コスト造林のポイントとなるコンテナ苗の数量不足や労働力不足などの課題等について意見交換を行いました。
そのなかで、林業の担い手不足について「造林事業の作業負担の軽減と安全性の向上に取り組んでいく」、木質バイオマスの安定供給について「今後需給状況を見極め丁寧に対応していく」、コンテナ苗の普及について「苗の価格や規格を決めてその普及を一層進める」等の情報提供がありました。
今後も情報や知識を共有し、連携協力して取り組みを進めていくこととし、会議を終了しました。
会議の様子 |
北海道水産林務部 企画調整担当課長より挨拶 |
網走南部署 総括地域林政調整官による報告 |
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平成27年6月9日(火曜日)、十勝東部森林管理署管内のコンテナ苗植栽現場において、今年度一回目の十勝地域林政連絡調整会議(現地検討会)を開催しました。
この現地検討会は、昨年度の地域林政連絡調整会議における、意見交換のなかで「コンテナ苗を植え付けしている現場を視察したい」という要望があったことから、植付を計画した当署管内で行ったものです。
当日は十勝総合振興局林務課、同森林室、十勝管内の3森林管理(支)署と帯広事務所の会議メンバーに加えて、振興局(植栽担当)職員、署の若手職員など26名が参加しました。
傾斜地における功程調査を兼ねての植付作業だったこともあり、到着したばかりの苗木の状況や植付現場までの運搬、ディプルなど4種類の器具を用いた植付の様子を見学しました。
植付作業終了後は作業員から傾斜地での作業や、通常植付に使用するクワとコンテナ苗用に開発されたディプルなどとの違いについて感想を聞き取りました。
コンテナ苗を初めて見る出席者も多く、一連の作業を見学することで効率的で低コストな施業について理解を深めることができました。
6月30日には二回目の調整会議を予定しており、功程調査の結果や作業員の感想などを報告し情報共有をしていきたいと考えています。
(十勝東部森林管理署 今野森林技術指導官)
現地検討会で使用するコンテナ苗の状況確認 |
現地に植え付けるトドマツのコンテナ苗 |
ディプルでコンテナ苗を入れる穴を空ける様子 |
植え付け作業見学後の意見交換 |
平成27年6月8日(月曜日)、北海道庁赤れんが庁舎において、「北海道森林づくりに関する覚書」に基づき、北海道と北海道森林管理局は今年度第1回目の林政連絡会議を開催しました。
北海道からは、水産林務部長をはじめ、林務関係の各局長及び各課長が、北海道森林管理局から、局長・次長・各部長・各課長の総勢42名が出席しました。
会議では、平成27年度の取組の概要について、北海道森林管理局、北海道それぞれが紹介しました。その後、「森林施業の低コスト化」や「道産木材の利用拡大」等々、双方の連携した取組について説明があり、意見交換を行いました。
意見交換では、CLTの普及について、「現在、CLTは道内で生産されていないので、今後は実用化に向け、道内の生産体制のあり方の検討などの取り組みを進めなければならない。」、林業の担い手確保について、「林業を取り巻く道内各地域の実態把握を連携しながら取り組んでいきたい。」、木質バイオマス資源供給のあり方について、「既存の利用とのバランスを考えながら、未利用材の活用などを進めていきたい。」といった意見が出されました。
北海道水産林務部 山崎部長からの挨拶 |
北海道森林管理局 古久保局長からの挨拶 |
会議の様子 |
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