生物多様性の保全
保護林の整備
学術の研究、貴重な動植物の保護、風致の維持等を目的として国有林を適切に管理・経営するために、保護林制度を定めています。保護林はその指定目的により3区分があり、東青流域管内の保護林はそのうち2種類が指定されています。
種 類 |
名 称 |
面積(ha) |
所 在 |
特 徴 等 |
生物群集保護林 | 八甲田山 |
1,395 |
青森市 (八甲田・北八甲田) |
自然状態が十分保たれた森林の生態系・生物遺伝資源を保存し、野生動植物を保護します。 |
希少個体群保護林 |
眺望山ヒバ |
45 |
青森市 (内真部) |
地域の自然を代表する原生的なヒバ天然林を保護します。 |
後潟ヒバ |
154 |
青森市 (後潟) |
斜面下部のヒバ単純林からヒバ・ブナ混交林を経て上部のブナ林へ移行する林相を保護します。 |
※各保護林の詳細は、名称をクリックするとご覧になれます。
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八甲田山生物群集保護林(奥の山) | 眺望山ヒバ希少個体群保護林 |
緑の回廊(コリドー)
東北森林管理局では、多様な動植物が生息・生育する保護林などの森林を連結し、森林生態系のより効果的な保全を推進するため、緑の回廊を設定し、野生動植物の保護に努めています。
管内では、八甲田山生物群集保護林(1,395ha)が、奥羽山脈緑の回廊に連結する保護林に設定されています。
お問合せ先
青森森林管理署
ダイヤルイン:017-781-0131