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東北森林管理局

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    獅子ヶ鼻湿原希少個体群保護林
    ししがはなしつげんきしょうこたいぐんほごりん

    獅子ヶ鼻湿原

    1.  概要

    • 由利森林管理署
    • 所在    秋田県にかほ市
    • 設定    平成3年4月1日
    • 面積    26.11ha

    2.  設定目的

    • 鳥海山の噴火活動等によって形成された「出壺(でつぼ)」と呼ばれる湧水地があり、この出壺から出る豊富な湧水により涵養されて成立した湿地帯と周囲のブナ林によって構成された、独特の景観をなす湿原になっている。この湧水は、水温・水量とも年間を通して一定に保たれており、人為の影響をほとんど受けることなく植生が遷移しているため、多様な水生・湿原植物が生育している。特に、流水中及びその周辺には大量のコケ類が見られ、その生育状況は、本邦の他地域には類例が見られないものである上、希少種が確認されているなど、植物相が豊富な点でも学術上極めて価値が高いものとなっている。この獅子ヶ鼻湿原の水生・湿原植物の保護を目的とする。

    3.  その他

    • 取扱い方針
      今後も自然の推移に委ねることを基本とし、施業等を必要とする場合には、管理経営の指針に基づき行うこととする。
    • 法令制限
      水源かん養保安林、保健保安林、国指定天然記念物(鳥海山獅子ヶ鼻湿原植物群落及び新山溶岩流末端崖と湧水群)、鳥獣保護区、鳥海国定公園
    • 留意事項
      平成3年4月1日の第6次地域施業計画で植物群落保護林に設定された。

    お問合せ先

    計画保全部 計画課
    担当:生態系保全係

    ダイヤルイン:018-836-2092

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