このページの本文へ移動

東北森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    令和元年度国有林モニター現地見学会の開催結果について

      令和元年7月26日(金曜日)、青森森林管理署の管内において、令和元年度国有林モニター現地見学会を開催しました。林野庁では、国有林野の管理経営に国民の皆様のご意見・ご提案を役立てるため、「国有林モニター制度」を設けています。東北森林管理局では、平成30年4月から2年間を任期として管内5県にお住まいの48名の方に国有林モニターとしてご就任いただき、国有林野事業について理解を深めていただいた上でご意見・ご提案をいただいています。国有林モニター現地見学会は、こうした取組の一環として、国有林野事業の現場をモニターの皆様にご見学いただくために開催しました。


    1.ヒバ林復元プロジェクト


     青森県東津軽郡蓬田村蓬田山国有林738ほ2林小班において、ヒバ林復元プロジェクトを見学しました。かつて青森ヒバが成立していた地域において、主に天然力を活用して、スギ・カラマツ林から青森ヒバ林へ復元する取組です。当箇所は平成29年に漸伐(上層のスギを伐採率50%で抜き切り)を実施し、プロットを全7箇所設定して、ヒバ幼稚樹の成長推移や更新状況について調査しています。現地見学会ではそのうちの1つでヒバの生育状況等について見学していただきました。
     周辺のスギ上層木の今後の施業方針や、ヒバ幼稚樹の更新状況、シカの食害などについて質問が寄せられました。

    プロット内での説明
     











              プロット内での説明


    2.青森市森林博物館


     現地見学会当日、東北新幹線の遅れが発生し、午前中に予定していたヒバ林復元プロジェクトの見学に間に合わなかった方がいらっしゃったため、青森市森林博物館を見学していただきました。
    青森市森林博物館は明治時代に建てられた旧青森営林局の庁舎で、建物は総青森ヒバ造りとなっています。屋外には森林鉄道で使用されていた車両が展示されています。
     博物館では青森県の自然、青森ヒバの利用、津軽森林鉄道の歴史について見学していただきました。また、実際に青森ヒバのにおいをかいだり、青森ヒバの丸太や材を見学していただきました。

    津軽森林鉄道について説明
          津軽森林鉄道について説明


    3.東北森林管理局、青森森林管理署の概要説明

     昼食会場の油川市民センターでは東北森林管理局企画調整課長より、局の概要について、青森森林管理署長より、署の概要について説明しました。

    青森森林管理署長からの説明
           青森森林管理署長からの説明


    4.眺望山ヒバ希少個体群保護林

     眺望山は青森県の青森市内から北西約20kmの場所にある標高は143mの山です。そのふもとにあるヒバの希少個体群保護林を見学しました。この保護林は大正7年に設定され、平均林齢は約215年です。原則として禁伐となっており、林内は原生林に近いヒバの純林で、保護林の入口には津軽森林鉄道の橋脚やレールが残っており、森林鉄道と森林鉄道を使った青森ヒバの搬出について説明しました。ヒバ林内は暗く、林床にはヒバの幼稚樹が生育しているところや、倒木によってできたギャップもあります。そのヒバの幼稚樹やギャップを観察しながら、保護林の概要やヒバの生態について説明しました。
     スギとの違いや、ヒバ林の遷移、ヒバの生態についての質問が多く寄せられました。

    津軽森林鉄道で使われた橋脚に架けられた橋を渡り林内に入ります        青森ヒバの幼稚樹の観察 ヒバの幼稚樹の観察  森林鉄道で使われた橋脚に架けられた橋を渡る様子

    お問合せ先

    総務企画部企画調整課

    担当者:林政推進係
    ダイヤルイン:018-836-2274
    FAX番号:018-836-2031