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東北森林管理局

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    令和3年度国有林モニター現地見学会・モニター会議の開催結果


      林野庁では、国有林野の管理経営に国民の皆様のご意見・ご提案を役立てるため、「国有林モニター制度」を設けています。
      東北森林管理局では、令和3年4月から2年間を任期として管内5県にお住まいの48名の方に国有林モニターにご就任いただき、国有林野事業について理解を深めていただいた上でご意見・ご提案をいただいています。
      こうした取組の一環として、令和3年10月29日(金曜日)、秋田森林管理署の管内において、令和3年度国有林モニター現地見学会・モニター会議を開催しました。
      秋田森林管理署管内において、多様で健全な森林づくり、ドローンの活用の現地見学会の後、国有林の取組に対する質疑、これまでのモニター活動を振り返っての意見交換を実施しました。

     

    1  多様で健全な森林づくり

      秋田県秋田市河辺三内字財ノ神国有林243、244林班において、多様で健全な森林づくりを行っている箇所を見学していただきました。
      国有林では森林の有する多面的機能を持続的に発揮していくため、現地の状況に応じた多様で健全な森林への誘導を推進しています。
      見学箇所は「多様な森林づくり見える化プロジェクト林」に設定されており、森林計画制度に基づき森林施業を実施していることや東北森林管理局が目指す森林のイメージについて説明した後、現在の森林の状況を遠望しました。


    多様で健全な森林づくりの説明
    森林の現況を遠望

     

    2  ドローンの活用

     秋田県秋田市河辺三内字財ノ神国有林240林班でドローンの航行と活用について見学していただきました。ドローンの自動航行を見学いただくとともに、ドローンで撮影した空中写真でオルソ画像を作成し、GIS等で位置、距離及び面積などを計測することにより、現地での測量作業を大幅に軽減できることを説明しました。

    ドローンの自動航行の見学

    オルソ画像の説明

    3  国有林モニター会議

    1.東北森林管理局の取組説明と意見交換
      企画調整課長より、森林・林業の動向、新たな森林・林業基本計画、東北森林管理局としての取組について説明したのち、意見交換を行いました。意見交換で、民有林への対応、ウッドショックへの対応、森林サービス産業や森林環境教育に関することなど、様々な質問がありました。

    2.2年間を通してのご意見・ご感想
      2年間国有林モニターとして活動してこられたご感想やご意見を伺いました。「国有林の持っているノウハウを民有林にも積極的に発信してほしい」、「林業の職場が若い人が希望をもって働けるように環境を整えてほしい」、「モニター活動で得たものを少しでも、子ども達にも広めていきたい」などのご感想・ご意見をいただきました。
      本会議でのご意見・ご要望等については、今後の国有林野の管理経営に反映させるよう努めてまいりたいと考えています。


    モニター会議の様子




    お問合せ先

    総務企画部企画調整課

    担当者:林政推進係
    ダイヤルイン:018-836-2228
    FAX番号:018-836-2031