令和4年度住民懇談会の概要について
令和4年度住民懇談会の概要について
令和6年4月を始期とする下北森林計画区、馬淵川上流森林計画区、宮城北部森林計画区の森林計画を策定するため、地域の皆様からのご意見を森林計画に反映させることを目的に住民懇談会を開催したので、その概要をお知らせします。なお、詳細は各計画区の森林管理署ホームページでご覧いただけます。
1 下北森林計画区の住民懇談会(下北森林管理署)
(1)開催日時
令和4年11月8日(火曜日)13時30分~15時45分
(2) 開催場所
青森県むつ市むつ来さまい館
(3) 参加者
森林計画検討委員2名、一般参加者19名、青森県2名、市町村4名
東北森林管理局・下北森林管理署関係者25名
計52名
(4) 主な意見等の概要
- 子供たち(緑の少年団、緑の幼年団)との勉強会の場を多く設けてほしい。
- 林業が産業として成長し、水源地等の「守る部分は守る」というような区域を設定した森林計画をお願いする。
- 近々、予想もできないほどの大雨により対策を講じている箇所でさえ、災害が発生している。現状を把握し山地災害の恐れのある箇所においては、引き続き適切な対応策をしていただき、地域住民の安全安心に努めてほしい。
- サルやカモシカが人里へ降りてこないよう、しっかり山林で動物が住めるような森林づくりをしてほしい。
- 木を植えるチャンスが少ないので植樹祭を開催してほしい。
(資料1)令和4年度下北住民懇談会資料(局説明)(PDF : 1,784KB)
(資料2)令和4年度下北住民懇談会資料(署説明)(PDF : 6,023KB)
2 馬淵川上流森林計画区の住民懇談会(岩手北部森林管理署)
(1)開催日時
令和5年1月26日(木曜日)13時30分~16時00分
(2) 開催場所
岩手県八幡平市安代総合支所
(3) 参加者
森林計画検討委員2名、国有林モニター1名、一般参加者6名、岩手県1名、市町村4名
東北森林管理局・岩手北部森林管理署19名
計33名
(4) 主な意見等の概要
- この地域は、安比川最上流に位置しており、降雨の度に災害が発生するので、治山事業をもっと実施してほしい。
- 安比高原遊々の森の散策コースを拡大し、その中に林業について説明する仕掛けがほしいと考えている。ただ見るだけでなく、学習する機会をつくるなど、林業について教えていただきたい。
- 広葉樹やアカマツを伐って出せる人材を絶やさないことが、大事なことだと思うので、国有林と民有林が連携しつつ、裾野の広い広葉樹産業やアカマツの木材利用を是非将来に伝えてほしい。
- 国有林内の漆生産適地について、情報提供をいただきたい。
- バイオマス発電所が建設されてから、民有林がどんどん伐られている。国有林からも木質バイオマス発電用の木材を流通させるために伐採計画に反映してほしい。
(資料1)令和4年度馬淵川上流住民懇談会資料(局説明)(PDF : 2,390KB)
(資料2)令和4年度馬淵川上流住民懇談会資料(署説明)(PDF : 5,235KB)
3 宮城北部森林計画区の住民懇談会(宮城北部森林管理署)
(1)開催日時
令和4年12月7日(水曜日)13時30分~16時00分
(2) 開催場所
宮城県大崎市図書館多目的ホール
(3) 参加者
森林計画検討委員2名、国有林モニター2名、一般参加者7名、宮城県1名、市町村3名
東北森林管理局・宮城北部森林管理署関係者26名
計41名
(4) 主な意見等の概要
- 河畔林(渓畔林)の土砂流出防止、洪水の緩和、水質の改善など様々な働きを大切にした森林の機能発揮の取組をお願いしたい。
- イヌワシの生息環境改善と効率的な森林施業の両立のため、積極的に森林生態系に配慮した効果的な森林施業に取り組んでいただきたい。
- 地域の雇用確保のため、木材の安定供給システム等は重要であることから引き続き取り組んでいただきたい。
- 地域住民のため、防災・減災機能の発揮する海岸防災林の森林整備等について、今後も民有林と連携して取り組んでいただきたい。
- ニホンジカ被害対策について、今後も関係機関と連携して取り組んでいただきたい。
(資料1)令和4年度宮城北部住民懇談会資料(局説明)(PDF : 2,414KB)
(資料2)令和4年度宮城北部住民懇談会資料(署説明)(PDF : 4,839KB)
お問合せ先
計画保全部 計画課
担当者:計画課長
ダイヤルイン:018-836-2204