とくしま林業アカデミー6期生のコンパス測量の現地実習を行いました
令和3年6月9日
徳島森林管理署
平成30年3月に四国森林管理局、徳島県、徳島県森林(もり)づくり推進機構との間で締結した、「人材育成連携協定」に基づく取組みとして、とくしま林業アカデミー第6期生19名を対象にポケットコンパス測量に関する実習を行いました。
これまでの測量実習は、研修生を4~5名程度になるように班分けを行い、1日の日程で実施していましたが、今年度は、新型コロナ感染症対策として、19 名の研修生をA・B・Cの3班に分けて、一つの研修カリキュラムを別々の日に実施していることから、測量実習についても、分けて実施することとしています。今回はその第1回目として、6月7 日(月)に研修生C班を対象に実習を行いました。
まず、地域林政調整官から実習の開始の挨拶とポケットコンパス測量の意義等についての説明及び当日の日程等の説明を行い、その後、県有林に移動し、C班7名を2班に分け、事前に設定した区域(14測点、区域面積約0.2ha)を、実際にポケットコンパスを使って測量行い、終了後にデータをパソコンに入力し測量の成果を確認しました。
測量実習では、各班に署の職員がそれぞれ指導者として付き、傾斜地での三脚の設置方法やポケットコンパスの方位角・傾斜角の見方・読み方、測量点間の距離測定など、様々な場面での留意点を指導しました。また、測量成果の確認後に各班の担当者から今後のポケットコンパス測量を行う際の注意点などを指導しました。
実習当日は梅雨の晴れ間に恵まれましたが、蒸し暑い中での測量作業となり、熱中症や蜂等に注意しながらの作業でした。
測量成果については、各班とも正確な図面が作成でき、成果を出すことができました。
とくしま林業アカデミーへの支援は今年度が4年目となりましたが、今回の取組のほかに、ドローン飛行操作の講義・実習を予定しており、また、今年度から新たに加わった「一貫作業システム」のカリキュラムについても、四国森林管理局担当者による講義も予定されています。
徳島森林管理署では、このように関係機関・団体等が取り組む人材育成について、今後とも積極的に支援してまいります。
![]() 挨拶する地域林政調整官 |
![]() 測量準備をする研修生 |
![]() コンパスを設置する研修生 |
![]() コンパスを設置する研修生 (急傾斜で苦戦中) |
![]() コンパス測量実習中の研修生 |
![]() コンパス測量実習中 (急傾斜で苦戦中) |
![]() 測量成果を確認中の研修生 |
![]() 島田署長による実習の総評 |
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