徳島県主催の「ドローン安全操作研修」に講師として講義を行いました。
令和2年9月2日
徳島森林管理署
徳島県では、令和元年度より第5次の林業プロジェクトである「スマート林業プロジェクト」を展開し、森林・林業を核とした地方創生を目指しています。これらの目標達成のためにICT等の技術の活用が不可欠であり、林業の現場においてもその重要性が増しています。
こうした状況を踏まえ、令和2年9月2日(水曜日)に徳島中央森林組合本所で、徳島県が主催して県の林業技術職を対象とした「ドローン安全操作研修」が開催され、当署は「ドローンの自動航行」に関する講義を行いました。当日は、県職員22人のほか、講師として四国森林管理局から2人、徳島森林管理署から5人の総勢29人が参加しました。 研修は座学と現地研修が予定されていましたが、生憎の天気により現地研修は中止となり、座学のみの開催となりました。
当署が担当した講義では、まず改正航空法の概要や、ドローン操縦を山岳部で行う場合の留意点、森林・林業現場でドローンを活用した事例の紹介を行いました。その後、自動飛行に必要な設定を行い、撮影モードや飛行高度などを調整し、現地でオルソ化する写真データを収集できるよう各班で設定しました。
実際には飛行させることは出来ませんでしたが、事前に現場で収集していた写真を使いオルソ画像を作成し、体験することが出来ました。また、試験的ではありますが、iPadを用いたスカイプによるWEB配信にも取り組みました。
今年度、徳島県では各総合県民局へドローン機器が配備される予定であり、職員の操作技術の向上と、林業分野でのさらなる活用が期待されており、徳島森林管理署では、今後も現場のニーズに応じて民有林と連携しドローンなどのICT技術の向上が図られるよう取り組んでまいります。
![]() 森林組合で研修中 |
![]() 署の職員から自動航行の設定指導 |
![]() 自動飛行の設定中 |
![]() 県職員が機器を組み立て |
![]() 四国森林管理局とWeb配信中 |
![]() 県の担当職員から留置点を説明 |
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