「令和7年度第2回森林・林業セミナーIn四万十(幡多地区)」を開催しました
●令和8年2月27日(金曜日)、高知県三原村において、主に市町村林務担当者を対象とした「森林・林業セミナーIn四万十」を開催し、計23名(市町村8名、高知県2名、幡多地域森づくり推進センター2名、四国森林管理局 森林・技術支援センター2名、当署9名)が参加しました。本セミナーは、主に市町村林務担当者への技術的支援を目的として令和4年度から開催しており、国有林が持つ技術やフィールドを活用した様々な講習や意見交換等を実施しています。今回は三原村の農業構造改善センターにおいて「獣害対策」を主題として開催し、造林地において深刻化するニホンジカ・ノウサギによる被害への対応策として、各種わなの説明や地況に応じた防護方法等について説明を行いました。
まず、森林技術・支援センターより、二ホンジカ及びノウサギの生態や被害の特徴について、動画を視聴しながら説明を行いました。続いて、当センターが開発したニホンジカ捕獲用小型囲いわな「こじゃんと1号」と、各種くくりわなについて、設置方法や餌を用いた誘引手法の説明を行いました。参加者から「こじゃんと1号の重さはどのくらい?※1」「電気を使用した止め刺しを行っているとのことだが、安全対策について知りたい※2」といった質問が挙がりました。
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「こじゃんと1号」のセッティング |
各種くくりわなについて説明 |
次に、あいにくの雨天により当初予定していた現場見学は中止となりましたが、現地の地形や風当たり等を考慮した獣害防護網と単木保護具の適材適所の施工について、三原森林事務所森林官より資料を基に説明を行いました。
続いて、総括森林整備官よりノウサギの生態や、現場での防除方法について説明を行い、最後に、各市町村から事前に頂いた、シカ・ノウサギの生態や被害対策に関する質問に対して回答を行いました。
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現地での獣害対策について説明 |
ノウサギの生態について説明 |
参加者からは、「普段ここまで勉強する機会もなく有意義な場だった」「映像からシカ・ノウサギの苗木食害の状況を確認できた」などの感想をいただきました。
今後について、高知県および市町村職員の意見を参考にしつつ、引き続き各種課題における解決策への助言や技術的支援に取り組んでまいります。
※1 約60kgと軽量で、解体も容易であり大人2人で運搬可能。
※2 行う際はゴム製の手袋や長靴を着用し、雨天時は行わない。
お問合せ先
四万十森林管理署
ダイヤルイン:0880-34-3155








