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四国森林管理局

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    「令和6年度第2回森林・林業セミナーIn四万十(幡多地区)」を開催しました

     令和7年2月28日(金曜日)、高知県幡多林業事務所会議室において、「森林・林業セミナーIn四万十(以下、「セミナー」という。)」を開催しました。
    本セミナーは、市町村林務担当者向けの技術的支援を目的として、令和4年度から四万十森林管理署が管轄する11市町村を幡多地区(6市町村)、須崎地区(5市町)に分け、高知県幡多林業事務所及び須崎林業事務所と連携・協力を行いながら取り組んでいるところです。
    幡多地区では2回目となる今回のセミナーは、幡多林業事務所及び四万十森林管理署から座学を行い、23名(市町村12名、県8名、一般社団法人幡多地域森づくり推進センター2名、署3名)が参加しました。
    始めに、四万十森林管理署次長より、「収入間伐の適期及び架線集材作業方法」に関する講義を行いました。
    講義では、国有林が行う収入間伐では人工林において間伐となる対象林分の年数や販売する材の市場性を念頭においた成木摘伐等について説明を行いました。
    また、今後、国有林においては林地保全に配慮した森林施業を推進していくこととされており、山地災害防止タイプのうち急傾斜地等に該当する場合は森林作業道での搬出ではなく、原則架線集材による搬出を行うとされているため架線集材にかかる技術と知識が必要であることから、架線系による立木の集材方法について資料及び動画により説明を行いました。
    その後、四万十森林管理署森林技術専門官より、「国有林による市町村森林行政支援事例集(林野庁作成)」、「これまでのセミナーの実績」について講義を行うとともに各市町村職員等と意見交換を行いました。
    最後に、幡多林業事務所による「高知県森林クラウドシステム」に関する実務研修を行ったところです。
    今回のセミナーでは、各市町村職員からのアンケートへ「獣害対策に関するセ内容でお願いしたい」、「初任者向けの内容をやってもらいたい」などのご要望やご意見を頂戴しており、来年度のセミナーを実施する際の参考としていきたいと考えています。
    当署では、市町村・県・国有林が一体となった民国連携を積極的に推進していくことで、「あってよかった国有林」と思ってもらえる事を目指していくことから、今後も引き続き、様々な形で市町村林務担当者が抱える各種課題(お困りごと)における解決策への助言や技術的支援に取り組んでまいります。

    座学の様子

    お問合せ先

    四万十森林管理署

    ダイヤルイン:0880-34-3155
    メールアドレス:shikoku_shimanto*maff.go.jp(セキュリティ対策で@を*に置き換えています)