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四国森林管理局

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    製品生産請負事業に係る監督職員現地検討会を開催しました

    令和2年9月3日
    四万十森林管理署

     

     令和2年9月2日、四万十森林管理署において、製品生産請負事業に係る監督職員のスキルアップを目的とした現地検討会を開催しました。

     当検討会は、製品生産請負事業において監督職員を務める担当職員、森林官等を対象に、四国森林管理局資源活用課担当職員を含む総勢26名の参加により実施しました。

     午前中は四万十署会議室で座学を行い、局資源活用課担当職員の説明により「監督職員としての心構え」、「契約約款・標準仕様書の主な改正について」、「列状間伐の本格導入について」と「森林作業道作設要領」等を再確認した後、午後は令和元年度に保育間伐活用型を実施した木綿越山62林班へ移動し、四万十署担当職員から事業概要説明、森林作業道作設状況及び広葉樹の取り扱いについて実施箇所を確認しながら全員で意見交換を行いました。

    局担当者の挨拶


     森林作業道の作設については、これまでも現地検討会等を重ねる中で、各工種の重要ポイント等についてはほぼ共通した認識ですが、特に排水処理の重要性について活発な意見交換ができました。
     事業地内の広葉樹の取り扱いについては、これまで、四万十署で定めている取り扱い方法について事業担当職員から監督員へ口頭での指示は行っているものの、現地で目合わせを行う機会がなかったことから、今回の検討会で、実際に広葉樹の存置状況をいろいろな角度から確認し、「伐る残すの判断は監督職員のみでなく、管轄する森林官の意見も反映させるべきではないか」、「造林木を傷つけないよう「巻き枯らし」で対応したらよいのではないか」等の意見が出ました。出された意見、疑問点等については局資源活用課の指導も受けつつ意見交換をすることができ、改めて事業を担当する職員全員が同じ認識を共有することができました。

     今回の検討会を通じ、監督職員としての心構え、指示した事項の重要性等を再確認し、最後に森林整備部長から、監督している現場のみではなく、いろいろな現場を見ることで知識を増やすことの必要性について講評を頂き、検討会を閉会しました。

     四万十署は、製品生産請負事業を円滑に進めるべく、今後も監督職員としてのスキルアップに向けて積極的に取り組んでまいります。

    現地の概要説明
    職員による現地の概要説明 
    広葉樹の取り扱いのて検討
    広葉樹の取り扱いについて検討

    お問合せ先

    四万十森林管理署
    ダイヤルイン:0880-34-3155
    FAX番号:0880-35-5310