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四国森林管理局

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    列状間伐等現地検討会を開催

    令和2年12月16日
    四万十森林管理署

     12月15日、高岡郡四万十町芳川 中川内国有林4011林班において、森林組合、林業事業体、四国森林管理局、森林管理署等から65名が参加し、「列状間伐及びストックポイント」の現地検討会を開催しました。

     今回の検討会は、本年度から本格的に実施している列状間伐と、今年度から新たな取り組みとして、安価なC材を山元販売することで、輸送経費等のコスト削減を図ることを目的に整備した「ストックポイント」について意見交換を行いました。

     検討会では、四万十森林管理署長、四国森林管理局業務管理官の挨拶の後、資源活用課長から、列状間伐を実施する意味について(安全面、木材の需要動向の変化による)、四万十署森林技術専門官から、当事業箇所の概要について説明がありました。

    その後、列状間伐実施箇所に移動し、事業実施者である(株)高知林業の現場代理人から列の設定方法、工夫した点等について具体的な説明がありました。

     参加者からは、「自署では基本1伐2残で行っているが、列幅を決める目安を聞きたい」、「急傾斜地での伐倒の際、伐倒木が折損しないよう工夫したところはあるか」等、昨年度の現地検討会と違い、実行段階での工夫についての質問が多く出されました。

     次に、ストックポイントに移動し、ストックポイント整備の概要について説明した後、参加者からは、「具体的にどれくらいのコスト削減になったのか」、「林道にはストックヤードとして活用するのに良い広場があるが、工事残土が置かれているので、取り除けば活用できるのではないか」等の意見・質問が出されました。

     最後に、森林整備部長より、このような現地検討会でいろいろな現場を見て、センスを磨いて取り組んでほしいとの講評をいただき、終了しました。

     四万十森林管理署としても、列状間伐とストックポイント整備によるC材の山元販売がより効果的な取り組みとなるよう、請負事業体、各関係機関と連携しながら、積極的に取り組んでまいります。

    開会式
    開会式
    列状間伐実施箇所
    列状間伐実施箇所
    整備部長講評
    森林整備部長講評
    集合写真
    ストックポイントでの集合写真

    お問合せ先

    四万十森林管理署
    ダイヤルイン:0880-34-3155
    FAX番号:0880-35-5310