ホーム > 森林管理局へようこそ > 自然保護対策 > 四国の「保護林」について紹介します。 > 津志嶽シャクナゲ郷土の森
更新日:24年12月12日 27.津志嶽シャクナゲ郷土の森 平成23年9月につるぎ町との間で「津志嶽シャクナゲ郷土の森」として協定が締結されました。 郷土の森は津志嶽の中腹に広がるシャクナゲ(ホンシャクナゲ)群落で、地元のつるぎ町では地域の宝として大切に保護されてきました。 林内には、幹周り50cmを超える高齢木が多数含まれており、5月中旬から6月上旬頃には美しい花を見ることができます。 また津志嶽は信仰の山としても知られ、石鉄寺や津志嶽神社、阿波狸発祥地等が歩道沿いに点在し、地元の文化や歴史を感じることも出来ます。 そして石鉄山奥の院からは剣山をはじめ徳島県の山々を見ることができ、周辺で一番眺望の良い箇所になっています。 保護林マップ登山口には車が数台駐車できます。石鉄寺まではモノレール沿いに歩き、そこから尾根筋までは急登の連続です。 尾根から保護林までは比較的なだらかな箇所が多いですが、一部崖もあるため十分ご注意ください。 上空から見た保護林津志嶽の東側に位置し、全体的に急登が連続します。 石鉄山奥の院付近からはさらに急な箇所もあるため注意が必要です。 (2012年3月22日撮影) その他の写真はフォトアルバムをご覧下さい。 ホンシャクナゲの特徴豪華な花を咲かせるツツジの仲間で、尾根筋や岩場の乾燥した所を好みます。 ホンシャクナゲの花は花冠が7つに分かれる。 葉は狭長楕円形で長さ10~15cm、光沢があり革質。 保護林内で一番大きなホンシャクナゲの幹。幹周りは1mを超える。 樹皮は灰褐色で不規則にはげ落ちる。
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