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更新日:24年12月21日 26.高知県・本山町 竜王山郷土の森竜王山(通称:立川工石山)国有林は、本山町中心部から北に約20km、汗見川上流の標高1,300m~1,500mに位置します。 樹齢約200年のブナ、トチノキ、サワグルミ等の広葉樹が生育し、シャクナゲ、アケボノツツジなどの花も多数見ることができます。 また、地質的にも希少な「紅れん石」の大露頭を有しており、光り輝く大きな宝石のようです。 竜王山山頂近くにあるユルギ岩(祠がある岩峰)からは、天気が良ければ剣山や三嶺、石鎚山等の山々を見渡すこともできます。 ▲ユルギ岩から見た石鎚山(中央奥) ▲ユルギ岩から見た剣山・三嶺(中央奥) 保護林マップ竜王林道登山口からのルートは現在整備中です。コースが不明瞭な箇所もあるため通行の際は十分ご注意ください。 初心者の方は白山神社登山口からのコースがおすすめです。 上空から見た保護林竜王山(立川工石山)周辺は広葉樹の天然林が広く分布しています。 (2012年3月22日撮影)
その他の写真はフォトアルバムをご覧下さい。 保護林内の樹木主な樹木はブナ、トチノキ、ミズメ、カエデ類で、下層にはシロモジ、タンナサワフタギ、エゴノキ、マンサク、トサノミツバツツジ、アケボノツツジ、シャクナゲなどが生育し、落葉広葉樹が主体の非常に変化に富んだ森林になっています。 ▲トチ(右)とイタヤカエデ(左)の紅葉 樹種構成が多様なため紅葉は圧巻です。 ▲山頂から西側への尾根筋にはブナが多く生えます
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