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四国森林管理局

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    令和3年度 第3回国有林モニター勉強会を開催

      林野庁では、幅広い国民の皆様に国有林についての理解を深めていただくとともに、意見交換など対話型の取組を通じてご意見やご要望をいただき、これを国有林の管理経営に役立てることにより、開かれた「国民の森林」にふさわしい管理経営を行っていくことを目的として、「国有林モニター制度」を設けています。
      四国森林管理局では、令和2~3年度の2年間を任期とするモニターを公募し、四国4県にお住まいの34名の方に依頼しており、これまで2回の「国有林モニター勉強会」を開催しています。
      この度、「令和3年度第3回国有林モニター勉強会」を令和3年6月25日(金曜日)、香川森林管理事務所管内である香川県丸亀市及び高松市において開催し、18名のモニターに御参加いただきました。
      本勉強会は、市民参加による登山道を整備する活動や、地拵の省略・冬下刈の導入・早生樹造林等の取組を1箇所のフィールドに集めた「集約化試験団地」等について学んでいただくという内容で企画しました。
     

    1.「飯野山国有林」市民参加による登山道整備の活動~一日一石運動~

       香川県丸亀市の「飯野山国有林」において、登山口に用意した修繕用の石と土を登山者が持ち運んで登山道を整備する「一日一石運動」を体験をしていただきました。
      また、道中では国有林と民有林の境界の目印として設置している境界標や、指定されている保安林の種類を示す保安林標識等についても説明を行いました。
      モニターからは、「初めて知った活動であり、自然保護の観点からも大変良い取組だと思いました。」などの感想をいただきました。


                   土を持って登山を始める様子  運んできた土を使って登山道の修繕を行っている様子

                     保安林についての説明の様子                   飯野山登山口にて集合写真



    2.鷹山集約化試験団地及び香川森林管理事務所の令和3年度重点施策の説明、意見交換会

      勉強会午後からは、香川県高松市に所在する「鷹山集約化試験団地」の見学を予定していましたが、急な大雨のため予定を変更し、座学で、鷹山集約化試験団地及び香川森林管理事務所の令和3年度重点施策の説明、モニターの皆様が抱える森林・林業に関する疑問点や、思い等を話し合う意見交換会を行いました。
      モニターからは、鷹山集約化試験団地について「先導的な取組で、コウヨウザンやセンダンなども活用されていて驚いた。」などの感想をいただきました。
      また、意見交換会では、気象害や獣害・中山間地における林業など、活発な議論が交わされ、モニターからは、「大雨で集約化試験団地現地の見学ができなかったことは残念であったが、座学と意見交換会のなかで、生の意見を交わすことができて良かった。」などの感想をいただきました。

      早生樹(コウヨウザン)を実際に手に持っていただき説明している様子                        意見交換の様子



      

    お問合せ先

    企画調整課 林政推進係

    ダイヤルイン:088-821-2160