令和7年度第3回四国森林管理局国有林材供給調整検討委員会の開催結果について
令和7年12月16日、令和7年度第3回目の「四国森林管理局国有林材供給調整検討委員会」を開催いたしました。
委員会では、「住宅着工戸数は5月から回復傾向にあったが、四国(木造)では7月以降頭打ちでほぼ横ばいで推移しており、10月末時点では対前年度比92.2%と低迷している。今後の動向は不透明であるが、建築資材の高騰等の影響により、動きは停滞することが予想される。
このような中、木材の需給状況については、国産材製品は輸入材からの代替需要等により、一定の引き合いは見られる状況。伐旬で天候も安定していたこともあり原木の出材は順調で、不足感は徐々に解消され、原木価格は保合で推移している。
今後は積雪等の影響が出てくる時期となることから、出材量減少も懸念される。
以上の状況を踏まえ、現時点では国有林材の供給調整は行わず、森林整備を通じた安定的な原木供給に努める。引き続き製材品の需要動向や民有林材の出材状況を見極めつつ、地域の実情に即した供給調整の要否を検討していくこととする。」との検討結果となりました。
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