令和7年度第1回四国森林管理局国有林材供給調整検討委員会の開催結果について
令和7年6月9日、令和7年度第1回目の「四国森林管理局国有林材供給調整検討委員会」を開催いたしました。
委員会では、「住宅着工戸数は、建設基準法改正前の駆け込み需要で3月は大きく増加し、四国の木造住宅では対前年度比175.7%となった。4月はその反動により対前年度比67.3%と大きく減少し、今後の動向は不透明であるが、建築資材の高騰等の影響により、動きは停滞することが予想される。
このような中、木材の需給状況については、国産材製品は、輸入材からの代替需要等により、一定の引き合いは見られる状況。原木の不足感は一服し、現状価格は総じて保合で推移しているが、今後虫害等の影響が出てくる時期となることから、価格の下落や出材量減少が懸念される。
以上の状況を踏まえ、現時点では国有林材の供給調整は行わず、森林整備を通じた安定的な原木供給に努めることとする。」との検討結果となりました。
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