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工石山

工石山自然休養林

工石山自然休養林のあらまし

工石山自然休養林の天然林

動植物の宝庫

工石山自然休養林は、高知市(旧土佐山村)と土佐郡土佐町にまたがって所在し、土佐湾にそそぐ清流鏡川と、本川村に源を得て徳島県を縦断し紀伊水道にそそぐ四国三郎、吉野川との流れをへだてる分水嶺に 位置して います。
面積は、約260haで大部分が樹齢200年に及ぶモミ、ツガ、サカキ、シキミ等の天然林とスギ、ヒノキの人工林からなっており、下層にはシャクナゲ、アセビ等の低木類が四季に応じて花を咲かせます。その種類は500種を数え、また、区域内には、キジ、山鳥を始め約100種の野鳥、ウスバシロチョウ、キアゲハなど約50種の昆虫、リス等の獣、渓流「さいの河原」には、サンショウウオが生息しています。
工石山の標高は、1,176mですが、登山道は緩やかで、途中には園地や休憩所が整備され、老人や子供でも気軽に登れます。また、高知市から26kmと近距離(車で約1時間)にあることから、高知市民を始め周辺地域住民のシンボル的存在で、手軽に自然との触れ合いができる「県民の森」、高知市の「市民の森」として親しまれており、山麓に「工石山青少年の家」があり、宿泊もできます。
工石山自然休養林の特徴の一つは、頂上からの優れた眺めで、北西に石鎚山、北東に剣山がかすかに顔をだし、南は高知市の街並から横波まで、南東は室戸岬、南西に足摺岬と素晴らしい展望が楽しめ、海と山のおりなす景観の雄大さは土佐地方随一です。
もう一つの特徴は、4月下旬のアケボノツツジ、5月中旬に開花するシャクナゲの見事さで、特に登山道沿いに群生するシャクナゲの花のトンネルは素晴らしく、秋の紅葉とともに、変化の多い自然の美しさが楽しめます。

 

小坂峠から工石山を望む

小坂峠から工石山を望む

工石山・陣ヶ森県立公園、高知県民の森、高知市民の森として親しまれている。 春はシャクナゲ、ツツジ類が咲き乱れ、秋は紅葉が楽しめる。

山霧の里

山霧の模様

八起白鷲岩から北方を望む区域は、広大な山霧の里として知られ、その眺望は四国随一である。

 

工石山青少年の家

工石山青少年のいえ付近

工石山登山口には青少年の家及び森林科学館があり、宿泊施設も完備している。

 

林内の登山道

林内の登山道

登山口から山頂までは約3.5kmで、約1時間30分で登れる。

 

サイの河原

サイの河原

朝霧の中を静かに流れる渓流は深山幽谷の趣そのものであり、浦戸湾にそそぐ鏡川の源流である。

ここをクリックすると現地の地図をご覧になることができます

 


施設案内図

 

工石山休養林へのアクセスと区域図

お問い合わせ先

嶺北森林管理署
TEL(0887)76-2110
FAX(0887)76-3886

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