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奥大道自然観察教育林は、高知県高岡郡四万十町の西北端、愛媛県境に所在する渓谷と
山岳からなる地域で、標高は渓谷部の530mから県境稜線部の1,130mに及び、ほとんどが
天然林で一部に造林地を含んでいる。
天然林は、樹齢150年に及ぶ老齢の針広混交林で、標高800m位まではモミ、ツガを主にカシ、
トチ、ミズメを交え、頂上付近はブナが多く、下層に笹が叢生している。下方の渓谷沿いには
旧藩時代の樹齢185年、ヘクタール当たり蓄積550立方メートルに及ぶ造林地があり、
見事な森林美を構成している。
この森の景観の中心は、県境稜線付近からの眺望と秋の紅葉で特に眼下に展開する
山峡の小集落や遠く四国山地の連山をとうして望む太平洋の遠望は格別である。
また、林内は野鳥獣類の絶好の生息場所でその種類も多い。
中でもこの地域一帯は数が極めて少なくなったヤイロチョウ(高知県の県鳥)の生息地
として知られている地域である。
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*高知市内より
国道56号線を中村(四万十市)方面。
四万十町窪川、古市町交差点を右折。
国道381号線に入り、四万十町大正まで。
大正から国道439号線を梼原方面へ。
四万十川森林ふれあい推進センター
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