ホーム > 森林管理局へようこそ > 森林への招待状 > 四国の「レクリエーションの森」を紹介します > 黒尊山
黒尊自然観察教育林は、高知県四万十市の北方に位置し、滑床自然休養林の稜線部(県境)に接している。
地形は、県境部を成す八面山(1,160m)、横の森(1,200m)の高山部から黒尊渓谷に至る南斜面で、標高は350m
から1,200mに及んでいる。
この森の特徴は、大部分が林齢130年を超えるブナ、カシ、ミズメ、シデ、カエデ等にモミ、ツガを交えた
針広混交の天然林で、下方の一部に56~70年生のスギ、ヒノキ人工林を含んでいる。
この森は、山頂付近の眺望や渓谷美のほか、下部の照葉樹林から上部のブナ林へと鮮やかに変化する植生、
クロソンハナカミキリ、ヤイロチョウ、野猿等珍しい昆虫、鳥獣類の生息地とし、またシャクナゲやエビネの群生地、
カンランの自生地としても著名である。
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*四万十市中村より
市街地から国道441号線を江川崎方面へ、四万十市口屋内
から黒尊スーパー林道に入り、現地に至る。
四万十森林管理署
ダイヤルイン:0880-34-3155
FAX:0880-35-5310