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不入山風景森は、四万十川の支流北川の上流部に位置し、区域内に船戸、不入の各林道が侵入している。
地形は、渓谷から山頂を含む山岳地帯で、標高は500~1,336mで、傾斜は急峻、年間3,000mmを超え
四国でも有数の多雨地域である。
この風景林の特徴は、大部分がヒノキ、モミ、ツガ、コウヤマキ等の針葉樹にブナ、アラカシ、ミズメ、ケヤキ、
カエデ、コナラ等の広葉樹からなる天然林で、林齢は44~214年生で半数は204年生の老齢天然林により占められている。
人工林は52~104年生のスギ、ヒノキ林で多雨地域のため生育は良好である。中でも船戸山国有林に所在するスギ、
ヒノキの人工林は小面積であるが、ヘクタール当たり蓄積は800立方メートルに及び魚梁瀬スギとして著名な千本山と
対比し西の千本山と称され展示林となっている。
この森の中心不入山は東の室戸岬から西に湾曲する海岸線、北側は石鎚山をはじめとする四国山地の連山の豊かな眺望、
シャクナゲの繁茂する不入渓谷とともに好適な森林レクリエーション地域である。
*高知市内より
高知自動車道、須崎西I.C.または
国道56号線、須崎市新荘付近より
国道197号線に入り、津野町、梼原町方面へ。
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四万十川森林ふれあい推進センター
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