ホーム > 森林管理局の概要 > 森林技術・支援センター > センターニュース > 第2回技術開発委員会開催
12月14日、第2回目の技術開発委員会を開催しました。
技術開発委員会は、森林生態学、林木育種、遺伝資源、民有林管理経営の専門家等の委員で構成されており、平成23年度課題の内、中間報告一課題(天然林のおけるスギ天然更新技術の確立)、完了報告2課題((1)立木密度の変化による林床植生等への影響調査、(2)ニホンジカ囲いわなに関する研究について)と平成24年度新規開発課題の1課題(囲いわなによる効率的シカ捕獲試験)について審議を行いました。
委員からは、中間報告課題「天然林におけるスギ天然更新技術の確立」については、天然更新に関わる項目の中からリストアップしたものを掘り下げた調査・観察等を検討してはどうか。
完了課題(1)の「立木密度の変化による林床植生等への影響調査」については、コストのみでなく、材質及び材価等に視点を置いた調査・試験等の検討。
完了課題(2)の「ニホンジカ囲いわなに関する研究」については、2年間での完了は短い、多くの課題の中から掘り下げた調査・観察等を検討願いたい。
新規課題「囲いわなによる効率的シカ捕獲試験」については、確実に捕獲できる簡易で安価なわなに期待している等の多くの意見が出されました。
今回、頂いたこれらの意見等については、今後の技術開発の試験設計調査に活かしていくこととしています。