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盤台周辺の枝条処理方法の確立

分野:資源の循環利用・有効利用技術の確立

技術開発課題名

盤台周辺の枝条処理方法の確立
※詳しい資料はこちら(PDF:281KB)

完了年度(開発期間年度)

 平成16(平成14~16)

 開発の目的等

 枝を付けて山元の土場に運ばれた木材は、チェンソーにより丸太にします。その処理に伴う枝等を土場周辺に堆積したままにすると、環境保全上問題があることから、チッパー(枝等を細かく裁断する機械)でチップ化し、植林地に散布することにより、雑草等の抑制を図る方法の確立を目的として実施したものです。

 開発の成果等

  1.  チップを製造し、(1)チップマット(23cm×28cm×8cm)区、(2)チップ散布区、(3)無処理区の試験地を設定しました。チップマット、チップ散布区が雑草に対する抑制効果は一定あるものの、優位性は検証出来ませんでした。
  2. 年数が経つと、チップの間から雑草が発芽するなど、チップを散布するだけではなく、厚く堆積したり、固める処理が必要なことがわかりました。

年度別調査区別の雑草量調査結果

現場で枝条などをチップ化する作業

現場で枝条などをチップ化する作業

チップを試験地に散布した状況

チップを試験地に散布した状況

年度別 チップマット区(kg) チップ散布区(kg) 無処理区(kg)
15年度 1.10 2.05 1.75
16年度 1.80 1.80 1.90
(区の大きさは2m×2m)

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