「中芸地域における無人航空機等を活用した災害対応措置に関する連携協定」に基づく災害時情報共有訓練を開催しました
令和5年1月24日
安芸森林管理署
安芸森林管理署では、令和元年6月18日に締結した「中芸地域における無人航空機等を活用した災害対応措置に関する連携協定」に基づき、中芸地域5町村(田野町・奈半利町・安田町・北川村・馬路村)と中芸広域連合消防本部と合同で災害時情報共有訓練を1月24日に実施したのでその概要を紹介します。
本訓練は、幸い協定締結以降大きな災害等の発生もなかったことから、関係機関相互の連携の強化を図るため、民有林内において、林野災害(山腹崩壊)が発生したとの想定で、安芸森林管理署が現地でドローンを用いて撮影した空撮画像をインターネットによりリアルタイムで各自治体等に配信し、初期被害の状況把握等の情報共有に関する訓練を実施しました。
1.開催日時:令和5年1月24日10時00分~12時00分
2.開催場所:配信画像については各自治体に配信
ドローン画像撮影については北川村で施工中の民有林直轄地治山事業施工箇所(北川村平鍋)
3.参加者:協定締結関係者:田野町・奈半利町・安田町・北川村・馬路村中芸広域連合消防本部
オブザーバー参加:高知県安芸林業事務所、安芸警察署
4.訓練実施後の参加者の意見:
・配信画像にタイムラグがあるが山火事発生の場合、現地状況の把握に活用できるのでは。また、行方不明者の捜索等に
も活用可能ではないかと思われる。(消防)
・配信の仕組み・回線・現場人数について教えてほしい。(安田町・田野町)
・無人航空機とモバイルワイハイ・Iパッド等の接続の仕組み等(署現場回答)
・今後の防災協定での活用等について(馬路村)
・町村等から要請があれば対応していく(署回答)
5.今後の課題等:各自治体の現状に併せて柔軟な対応(個別)が必要ではないか。
訓練の様子
お問合せ先
安芸森林管理署
ダイヤルイン:0887-34-3145