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九州森林管理局

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    R7 洋上アルプス

    洋上アルプスバナー本文用 2025(R7)

    2025年05月03日(土曜日)
    GW期間中の縄文杉周辺マナー指導を実施

     5月3日(土曜日)に屋久島山岳部保全利用協議会(※)の一員として、屋久島森林管理署職員2名及び当保全センター職員2名による、縄文杉展望デッキ周辺での登山客へのマナー指導を実施しました。この取り組みは、同期間中に混雑が予想される縄文杉展望デッキ周辺で実施するもので、登山客に対してデッキ周辺の順路案内や飲食禁止等を呼びかけました。

     当日は快晴で、マナー指導にあたった10時30分~13時の間に約320名の登山客が訪れ団体客や家族連れ等で賑わっていましたが、同行されているガイドからの声掛けもあり、登山者の皆さんはマナーを遵守され快適に鑑賞されていました。

     今後も、安全で快適な登山ができるよう関係機関と連携したマナー指導等を実施することとしています。

     ※環境省・鹿児島県・屋久島町・屋久島観光協会・屋久島環境文化財団及び林野庁等で構成

      R7.5.3縄文杉(南側展望デッキより) 南側の展望デッキと登山者 

        R7.5.3縄文杉-南側展望デッキより-(左)、南側の展望デッキと登山者(中)

    2025年04月23日(水曜日)
    長野県林業大学校の屋久島研修に同行

     4月23日(水曜日)に長野県林業大学校1学年20名に対し、安房貯木場において屋久島森林管理署の黒安技官が屋久杉や土埋木の説明等を行いました。

     学生には国有林から搬出された土埋木や過去に加工された平木(屋久杉を短冊形の屋根材に加工したもの)を見てもらいながら、屋久杉を取り巻く過去の歴史から現状について説明を行うとともに、現在収穫期を迎えている地杉の生産・販売についても説明を行いました。その後、春牧森林事務所に移動し、樹齢1,600年の屋久杉円板の見学や架線集材の様子を映像で見ながら解説をしました。

     初めて見る土埋木に学生は興味を示し、価格や原木から加工品への工程など熱心な質問が多数ありました。

     最後に、同校の卒業生でもある当保全センターの塩澤主事より、世界自然遺産地域における森林生態系保全にかかる業務等の紹介を行い、これから森林・林業に対する知識をさらに深めていただきたいとエールを送りました。

      土埋木の説明する黒安技官 地杉の生産販売も説明  業務等の紹介をする塩澤主事

        土埋木の説明をする黒安技官(左)、地杉の生産販売も説明(中)、業務等の紹介をする塩澤主事(右)

    2025年04月03日(木曜日)
    令和7年度の重点取組事項


    当保全センターでは、以下の業務について重点的に取組を進めます。


    重点事項1 弥生杉倒伏後の整備


    重点事項2 森林生態系の適切な保護・保全

     

    2025年04月02日(水曜日)
    令和7年度 グリーン・サポート・スタッフ(GSS)活動開始

     森林生態系保護地域の貴重な価値ある自然を将来にわたって維持していくため、GSSによる森林パトロールを週2日、2名体制で実施します。

     大株歩道など島内で管理されている登山道において、植生や著名木等の状況把握、登山者へのマナー指導、危険箇所の表示、簡単な歩道修理などを行いますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

      植物の状況把握(アセビ) 危険箇所の表示(落石) 簡易な歩道修理
       
       植物の状況把握(アセビ)(左)、危険箇所の表示(落石)(中)、簡易な歩道修理(右)


           登山者の皆様へ
              屋久島の貴重な植物を守るため、

    • 樹皮を剥ぐ、採取するといった植物を傷つける行為はやめましょう。
    • 歩道から外れないよう注意しましょう。
    • ごみは必ず持ち帰りましょう。
    • トイレは決まった場所でしましょう。携帯トイレの利用をお願いします。
      なお、植物等の異変を発見した場合は当保全センターへご連絡をお願いいたします。

    2025年04月01日(火曜日)
    4月1日付け人の動き



    • 4月1日付け人の動き

    【当保全センターへの転入】  所長 下村 治雄(宮崎森林管理署次長)   
                                            自然再生指導官 奥村 克(屋久島森林生態系保全センター所長)

    【他署等へ転出】                宮崎森林管理署 川畑 一歩(屋久島森林生態系保全センター主事)                


    • 着任のあいさつ
    所長 下村 治雄

     所長 下村 治雄

     4月1日付けで屋久島森林生態系保全センターに赴任しました下村 治雄です。

     屋久島での勤務は3回目となり、前回の勤務から25年ぶりに帰ってまいりました。

     赴任直前の3月27日には、エンジン機器の故障で昨年10月から運休していたフェリー屋久島2も運航再開し、赴任当日は快晴に恵まれるなど、ひょっとして屋久島に歓迎されているのかも...と勝手に喜んでいましたが、フェリーが島に近づくにつれ、甲板から見える洋上アルプスが眼の前に迫ってきた時は、しぜんと畏敬の念が湧いてきて気が引き締まる思いがしました。

     久しぶりに訪れた屋久島では、インバウンド観光客の多さに驚き、世界自然遺産としての海外での評価が高まっていることを実感しました。

     世界遺産の登録理由のひとつに、この小さな島で亜熱帯から冷温帯性の植物を連続的に見ることができる点があります。しかし、これを脅かすヤクシカによる下層植物の食害や外来種の侵入・定着、気候変動や登山利用者の増加による影響など直ぐに解決できない課題も多く、当保全センターとしても引き続き関係機関と連携して対策に取り組むこととしています。今年度は特に、「森林生態系の適切な保護・保全(気象モニタリング及び湿原保全対策)」、「森林環境教育等の場の整備(弥生杉倒伏後の整備)」を二つの柱として取り組むこととしています。

     さて、屋久島の世界自然遺産は登録から今年で32年目を迎えました。このことは、屋久島町をはじとした関係者の皆様のご尽力によるものであり、心より敬意を表するとともに、この貴重な屋久島の自然を次の世代に引き継いでいくために、当保全センターがなすべき役割をしっかりと果たしていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。

     最後になりますが、島内には白谷雲水峡やヤクスギランドなど、気軽に屋久島の自然を体感できる施設が複数あります。まだ屋久島に足を踏み入れたことがない方は、是非一度おいでください。苔むした悠久の森が皆様を歓迎してくれるはずです。

    2025年04月
    令和7年度の業務計画


    ●森林生態系保護

    1. 職員とグリーン・サポート・スタッフ(GSS)による森林生態系保護地域の森林パトロール
    2. 屋久島世界遺産地域科学委員会等への参画
    3. 森林生態系モニタリング(東部地域の植生垂直分布、湿原等)
    4. 気象モニタリング(雨量、気温等)
    5. ヤクシカ被害対策(植生保護柵管理、有害鳥獣捕獲等)

    ●普及教育及び森林空間総合利用等

    1. 森林環境教育、「屋久島森の塾」等の実施
    2. 屋久島レクリエーションの森保護管理協議会等への助言・指導

    ●その他

    1. 関係機関等との連携・協力
    2. 学術調査研究等に係る入林手続き
    3. 「洋上アルプス」として当保全センターの取組等をホームページで広報
    4. 「年報」の発行

      森林パトロール 植生保護柵管理 森林環境教育

        森林パトロール(左)、植生保護柵管理(中)、森林環境教育(右)

    お問合せ先

    屋久島森林生態系保全センター
    ダイヤルイン:0997-42-0331