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九州森林管理局

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    西都児湯森林管理署管内の森林の概要

    西都児湯森林管理署の国有林

    西都児湯森林管理署は、西都市及び児湯郡の1市5町1村に所在する26,612haの国有林を管理経営しています。

    これらの国有林は、宮崎県のほぼ中央部を貫流する一ツ瀬川、小丸川、名貫川の中流域に位置し、スギ・ヒノキの針葉樹やシイ類・カシ類の広葉樹を主体とする森林地帯にあって、掃部岳(1,223m)、国見山(1,036m)、尾鈴山(1,405m)に代表される山岳からなる急峻な地形を呈しています。

    この一帯は古くから木材生産や炭焼きなど行われており、林業・木材産業への依存度が高い地域にありますが、掃部岳周辺の宮崎県自然環境保全地域特別地区をはじめ尾鈴山系一帯の尾鈴県立自然公園などにより自然環境も良好に保護・保全されており、動植物の棲息・自生やレクリエーションの場を提供するなど多様な生態系に恵まれ、山紫水明の豊かな自然が残されています。

     このように、当署国有林の管理経営は、林産物の供給や地域振興に貢献しつつ、国土保全、水源かん養、生物多様性保全等の公益的機能の維持増進を重視することを旨とし、地域の多様な要請に応えながら、「国民の森林」として豊かな森林を次世代に引き継ぐことを念頭に行われています。 

     森林の市町村別面積

    (平成23年3月31日現在)

    市町村別

    市町村面積

    (ha)

    森林面積(ha)

    国有林率

    (%)

    森林率

    (%)

    民有林 国有林 

    西都市

     43,856 22,520  11,393 33,913 26  77 

    高鍋町

    4,392  793  47  840 19 

    新富町

    6,170  1,172  40  1,239 20 

    西米良村 

    27,156  25,567  (135)  419  25,986 96 

    木城町

    14,602  3,861  8,208  12,069 56  83 

    川南町 

    9,023  1,810  1,523  3,333 17  37 

    都農町 

    10,233  1,435 4,982  6,417 49  63 

    115,437  57,158   (135) 26,612  83,797  23  73 
    ※()は官行造林面積で外書 

    国有林の森林資源の状況

    区分  面積  蓄積 
    ha  率(%)  千m3  率(%) 
    林地  人工林 

    針葉樹 

    13,907

    52

    4,910 67

    広葉樹 

     1,122

     4

     322

     4

    計 

    15,029

     56

     5,232

     71

    天然林 

    針葉樹 

     1,346

     5

     312

     4

    広葉樹 

     9,728

     37

     1,818

     25

    計 

    11,704

     42

     2,130

     29

    合計 

     針葉樹

     15,253

     57

     5,222

     71

    広葉樹 

    10,850

     41

     2,140

     29

    計 

     26,103

     98

     7,362

    100

    林地以外 

    509    

    合計

    26,612

    100   

     

    ※「一ツ瀬川国有林の地域別の森林計画書」(平成24年4月1日~平成34年3月31日)による。

    お問合せ先

    西都児湯森林管理署
    ダイヤルイン:0983-43-1377