プレスリリース

「国民の森林」クリーン活動の推進について～きれいな森林づくりの推進～

  令和5年度の国有林内における廃棄物の不法投棄については、令和4年度と比較して若干減少しましたが、依然として新たに投棄された廃棄物が発見されている状況にあります。

  このため、平成17年度から不法投棄の未然防止を強化する活動として、森林管理署等が主体となって一斉パトロールに取り組むとともに、毎年7月を『「国民の森林」クリーン月間』に設定し、クリーン活動として水源地、景勝地、海岸林等の地域との関わりが深い箇所等で清掃活動を実施しています。

  なお、クリーン活動においては、上記に限らず地域の実態に応じて、地元自治体、関係団体や地域住民らによるボランティア等と連携して行っています。

（参考）

  九州局管内国有林における令和4年度末の不法投棄箇所数は259箇所でしたが、令和5年度の「不法投棄一斉パトロール」等により新たに25箇所を発見し、クリーン活動等において35箇所を回収したため、令和4年度末では249箇所になっています。

2.令和6年度の具体的な取り組み

  海岸林や名勝及び景勝地と隣接している国有林等においてクリーン活動を行うこととし、関係自治体、関係業界、ボランティア団体等とも連携しつつ、不法投棄防止に係る一斉パトロール、関係機関との情報の共有・交換、清掃の実施、悪質事例の記事掲載要請を行うなど、景観の美化に努めて参ります。

      具体的には、九州局管内の11森林管理（支）署（12箇所）においてクリーン活動を計画しており、そのうち海岸林について
   は、宮崎市の一ツ葉海岸（宮崎署）など4箇所で実施する予定です。
 
                       

                                                                        昨年度の実施状況

令和6年度「国民の森林」クリーン活動予定について