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九州森林管理局

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    経営の考え方

    【重視すべき機能に応じた管理経営】

       九州森林管理局では、管内の国有林を、重視すべき森林の機能に応じ、国有林野を➀山地災害防止タイプ、➁自然維持タイプ、➂森林空間利用タイプ、➃快適環境形成タイプ、➄水源涵養タイプの5タイプに区分し、区分ごとの管理経営の考え方に即し、必要な施業を推進しています。

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     また、「国有林野の管理経営に関する基本計画」等に基づいて、以下の取組を進めいています。

    公益重視の管理経営の一層の推進

    〇安全・安心な暮らしの実現
       国有林は、森林の公益的機能の維持・増進を通じて、山地災害から国民の生命・財産を保護するとともに、水源の涵養、生活環境の保全・形成などを通じて、安全で安心な暮らしの実現に貢献しています。

    〇自然環境・生物多様性の保全
       九州の国有林の中で特に優れた自然環境を有する地域については、森林生態系の保全や希少な野生生物の保護のため、国有林独自の制度として「保護林」や「緑の回廊」を設定し、その保護・管理に努めています。また、希少野生生物の保護のため、関係機関と連携した自然環境の保全も進めています。

     

    森林・林業再生に向けた貢献

    〇持続的な林業の確立
       国有林野事業では、間伐等の適切な森林施業を進めるとともに、林産物を供給するほか、鳥獣被害対策、林業技術の開発などを通じて、持続的な林業の確立に向けた取組を進めています。

    〇木材の安定供給・利用の推進
       九州では人工林を主体に森林資源が充実する中で、国産材需要が拡大しており、その需要に応えるため木材の安定供給に努めています。また、民有林と連携しながら、地域のシンボルとなる木造公共建築物への資材供給にも取り組んでいます。

     

    国民の森林(もり)としての管理経営

    〇森林とのふれあいの推進
       優れた景観や豊かな自然環境を有し、森林浴や自然観察、野外スポーツなどに適した森林を「レクリエーションの森」に指定し、多くの市民に森林とふれあう機会を提供しています。その中でも特に魅力的な自然景観を持つレクリエーションの森を「日本美しの森 お薦め国有林」とし、全国で93箇所、九州で12箇所を選定しています。また、子どもたちが森林でさまざまな体験や学習を行えるよう環境教育を推進しています。

    〇地域との連携
       開かれた「国民の森林」としての管理経営や国民視点に立った行政を一層推進するため、木の文化を支える森づくり、多様な主体と連携した森林整備を進めるとともに、広く市民の皆様の意見を聴くよう努めています。

    詳しくは、このホームページに掲載のパンフレット「九州・沖縄の国有林」をご覧ください。

    お問合せ先

    九州森林管理局総務課

    ダイヤルイン:096-328-3500

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