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お知らせ(平成25年度)

(画像はクリックすると拡大します)

「景勝地の紹介」のページの「くじゅう山風景林」の内容を更新(平成26年2月25日)

「景勝地の紹介」のページの「レクリエーションの森」に掲載している「くじゅう山風景林」の内容を更新しました。

 

平成26年度「国有林モニター」の募集について(平成26年1月17日)

 九州森林管理局では、より多くの国民の皆様に国有林を身近な存在として感じていただけるよう、国有林の役割や現状といった情報をお知らせするとともに、国有林をより「国民の森林」として管理経営していくため、森林・林業や国有林に興味をお持ちの一般の方々からご意見をいただく「国有林モニター」制度を実施しています。

 平成26年度の「国有林モニター」につきましては、平成26年2月28日まで募集中です。詳しいことはこちらをご覧ください。

 

傾山原生林のシカ被害地の再生を目指す取組(平成25年11月25日)

 傾山避難小屋(九折越)から傾山にかけての稜線の大分県側(豊後大野市)は、大分森林管理署が管理している国有林で、ブナ、モミ、イタヤカエデなどの原生林となっていますが、適正頭数を大幅に上回るニホンジカが生息し、その食害によって地表付近の植物はほとんどがなくなっています。また、高木は樹皮を剥がされて枯れるおそれがあるものもあります。このままでは豊かな森林生態系、生物多様性の維持ができなくなるおそれがあることから、シカ被害地の再生を目指して平成22年度から獣害防止ネットを設置しています。

 設置場所は標高が1,300m~1,400mあり、道路から遠く離れていて資材の運搬が困難であることから、毎年度500m程度ずつ設置し、本年度も500m設置しました(累計設置延長2,150m)。なお、獣害防止ネットを設置してもシカがネットをめくって侵入したり、倒木や枝の落下によってネットが損傷してシカが侵入するおそれもあることから、小規模に区切り、かつ、通常より資材を多く使用して丈夫に設置しています。

 獣害防止ネットを設置した区域内は、これまでにシカの侵入はなく、地表に植物が再生しつつあります。平成22年度に設置した区域内の再生植物は、大きいもので2m程度になっています。

獣害防止ネット設置箇所の様子  獣害防止ネット設置箇所の様子  獣害防止ネット設置箇所の様子  平成22年度に設置した箇所(25年6月撮影)  平成22年度に設置した箇所(25年6月撮影)

 

分収造林の関係家族55名が枝打ち作業を体験(平成25年11月2日)

 由布市庄内町の立石国有林の分収造林「平和と環境の森」において、造林者の「食とみどり・水を守る大分県労農市民会議」の関係家族55名の方々が枝打ち作業を体験され、大分森林管理署が技術指導を行いました。

 紅葉も見られる爽やかな天候の中、主催者、当署長、来賓の挨拶で始まり、主催者側からの説明の後、当署職員が現地の説明や安全に作業を行うための注意事項の説明、枝打ちの目的や仕方についての説明を行いました。

 その後、参加者は準備体操を行ってから7班に分かれ、当署職員の技術指導を受けながら枝打ち鋸を用いて枝打ち作業を体験しました。参加者のほとんどが枝打ち作業は初体験で、子供たちは勿論のこと大人の皆さんも面白そうに枝打ち作業に取り組まれ、中には親子で一緒に鋸をひく微笑ましい姿も見られ、有意義な体験林業となりました。

枝打ち体験の様子  枝打ち体験の様子  枝打ち体験の様子  枝打ち体験の様子  参加した皆さん

 

行政機関、事業体などから72名の参加を得て森林作業道現地検討会を開催(平成25年10月31日)

 豊後大野市朝地町に所在する錦田三宅山国有林の保育間伐(車両系による搬出間伐)事業実行箇所において、大分県、竹田市、佐伯市、(公財)森林ネットおおいた、森林組合、素材生産事業体及び大分森林管理署から総勢72名が参加し、森林作業道現地検討会を開催しました。

 今回は森林作業道作設指針の理解と森林作業道作設技術の向上、民有林への普及を目的として実施しました。

 午前中は、署長挨拶、現地説明などの後、今年作設した森林作業道のポイントとなる箇所で、作設に当たっての留意点を当署職員が説明し、意見交換を実施しました。その中では、最新の施工法の紹介など、より良い森林作業道を作設するための意見が多数ありました。また、請負事業体のオペレーターによる作設実演を行いながら、当署職員が作設状況や留意点の説明を行いました。

 午後からは、森林作業道作設予定箇所で、森林作業道作設指針で示されている縦断勾配の概ねの限界角度(基本的には10度(18%)、やむを得ない場合に短区間に限って14度(25%))の見え方を参加者に確認してもらいました。また、どのような路線を計画するか検討してもらって、その結果を各参加機関ごとに発表してもらい、より良い森林作業道を作設するための意見交換を行いました。

 大分森林管理署では、今後も地域にあったより良い森林作業道の作設と普及を目指して、民有林関係機関とも連携しながら取り組んでいくことにしています。

検討会の様子  検討会の様子  検討会の様子  検討会の様子  検討会の様子

 

丸太切り体験に子供たちがチャレンジ(大分県農林水産祭の国有林コーナー)(平成25年10月30日)

 大分県農林水産祭の農・林業部門(第37回大分県農業祭及び第36回木と暮らしのフェア)が、10月26日~27日に別府市で開催され、大分森林管理署も国有林コーナーを設けて国有林のPRや木とのふれあいを展開しました。

 前日までは台風接近に伴い天候が危ぶまれましたが、両日とも好天に恵まれ、来場者は63,000人に上りました。

 国有林コーナーでは、森林の役割などのパネルやくじゅう連山の写真を展示し、丸太切り体験コーナーを設けました。丸太切り体験には連日多くの子供たちが挑戦し、切り落とした木の円盤は磨いて大切そうに持ち帰っていました。

 大分森林管理署は、今後もこのような機会を捉えて森林の役割や林業の大事さのPR、木とのふれあいの場の提供などに取り組んでいくことにしています。

丸太切り体験の様子  丸太切り体験の様子  木の円盤を磨いている様子  丸太切り体験の様子  丸太切り体験の様子

来場者の様子  丸太切り体験の様子  丸太切り体験の様子  丸太切り体験の様子  丸太切り体験の様子

 

「シカに負けない低コストな大苗造林方法確立への取組」について発表(平成25年10月24日)

 九州林政連絡協議会主催の「平成25年度森林の流域管理システム推進発表大会」が平成25年10月22日から23日まで九州森林管理局で開催され、大分森林管理署からは「シカに負けない低コストなスギ大苗造林方法確立への取組」について発表しましたので、発表内容を「国有林の概要、署の取組等」のページの「林業技術開発の取組」の欄に掲載しました。なお、審査の結果、優秀賞を受賞しました。

 

「くじゅうの自然に感謝する日」にミヤマキリシマの保護活動を関係機関・団体と協働で実施(平成25年10月12日)

 「第7回くじゅうの自然に感謝する日」(大分県が設定)に、ミヤマキリシマの群落地であるくじゅう連山の「扇ヶ鼻」(大分森林管理署が管理する国有林)において、ミヤマキリシマの保護のため、ミヤマキリシマを覆うノリウツギなどを切り除く作業を実施しました。この作業には、環境省くじゅう自然保護官事務所、大分県山岳連盟、NPO法人久住高原みちくさ案内人倶楽部からも22名の参加者があり、大分森林管理署からの参加者を合わせると36名での活動となりました。

 くじゅう連山にはミヤマキリシマ群落が多数ありましたが、ノリウツギなどが侵入して成長し、それらにミヤマキリシマは成長を妨げられて減少し、大分県版レッドリストの準絶滅危惧種にランクされていることから、ミヤマキリシマ群落の維持・回復を図ることを目的として実施したものです。

 当日は快晴でしたが、作業地は標高1,700m程度の尾根部だったことから風が強く、防寒対策を行っての作業となりました。また、登山口から作業地までの往復歩行は2時間30分を要し、その上での作業実施だったので疲労を伴いましたが、約1.5haの区域を完了することができたことから、ミヤマキリシマ群落の維持・回復に期待が膨らみ、充実感のある活動となりました。

 大分森林管理署では、くじゅう連山のミヤマキリシマ群落を後世に引き継いでいけるよう、今後も関係機関・団体との連携・協働によってミヤマキリシマの保護活動に取り組んでいくことにしています。

作業実行中  作業実行中  作業実行中  作業実行中  作業参加者

 

佐賀県内の林業関係者が来署される(平成25年10月2日)

 佐賀県内の林業普及職員、森林組合職員、素材生産業者等の19名の方々が、木材生産拡大等を推進するための先進地事例研修会の一環として来署されました。

 研修会では、大分森林管理署管内の国有林の概要及び大分森林管理署が取り組んでいる内容について説明した後、由布市庄内町の星岳国有林に設定している間伐展示林について詳しく説明を行いました。また、国有林材の安定供給システム販売についても説明を行いました。

 参加者からは、「森林・林業の再生に向けた大分森林管理署の新たな取組に触れることができたので、森林・林業行政及び林業事業体等の経営に活かしていきたい」との感想がありました。

研修会の様子   研修会の様子   研修会の様子

 

全国高等学校総合体育大会登山大会がくじゅう連山で開かれる(平成25年8月8日)

 平成25年度全国高等学校総合体育大会登山大会が、くじゅう連山の主要峰(大分森林管理署が管理する国有林)において開催されました。この登山大会は、安全が第一であり、安全に山に登り、事故もなく無事に山から戻ってくることが前提となっています。このため、登山をする際に必要となることを項目別に分けて点数を設定し、その得点で順位を競うものです。

 8月2日に大分県立竹田高等学校で、各都道府県代表の男女91チーム364名の選手と大会関係者が出席して開会式が開催され、その後、自然観察、気象知識などを問う筆記試験や、テント設営などの審査が行われました。

 登山行動は、8月3日から8月5日にかけて九州本土最高峰の中岳(1,791m)、くじゅう連山主峰の久住山(1,787m)及び大船山(1,786m)の山域で実施されました。登山行動期間中は天気には恵まれませんでしたが、選手達はテントや食料など重い荷物を背負いながら、優勝を目指して、くじゅう連山の険しい登山道を踏破しました。

 なお、大分森林管理署では、この登山大会の開催に先立ち、登山道の修理や登山道沿いの枯木の伐倒を行い、登山大会の安全な運営に協力しました。

(画像提供:平成25年度全国高等学校総合体育大会登山大会竹田市実行委員会事務局)

登山大会の様子    登山大会の様子   登山大会の様子   登山大会の様子   登山大会の様子

久住山山頂近くを登る選手達     久住山山頂での様子     中岳コース御池に集合した選手達  久住山を背に下山する選手達  岩井川岳分岐に集合した選手達

 

国立公園・国定公園区域内の写真を新たに掲載(平成25年7月10日)

 大分森林管理署管内の国有林のうち国立公園及び国定公園に指定されている区域内の写真を、「景勝地の紹介」のページの「国立公園・国定公園区域内の写真」に新たに掲載しました。

 

間伐技術研修生が間伐展示林で視察研修(平成25年7月5日)

 大分県の林業研修業務の受託機関である「公益財団法人森林ネットおおいた」が実施されている間伐技術研修の研修生が、由布市星岳国有林の間伐展示林を視察研修に訪れました。

 当展示林は、間伐の推進に寄与することを目的として、大分森林管理署と大分中部流域林業活性化センターが連携して平成17年に設定したもので、総面積12haを8区画に区分し、列状、帯状、放射列状、定性、鋸谷式で間伐を実施しています。

 研修生は、県・市の林務担当職員や森林組合で間伐作業に従事されている方等で、当署の森林技術指導官の説明を熱心に聴きながら、展示林内を2時間かけて視察しました。研修生からは「各種の間伐方法で実施した現地を一度に見ることができ、また、各種の間伐方法の長所と短所がよく分かり、大変参考になった」との感想がありました。

 なお、星岳間伐展示林の説明パンフレットを、「間伐展示林の紹介」のページに掲載しています。

列状間伐箇所での研修の様子   帯状間伐箇所での研修の様子   定性間伐箇所での研修の様子   鋸谷式間伐箇所での研修の様子

 

コンテナ苗植栽地で大分県担当者による見学会を実施(平成25年6月28日)

 コンテナ苗を植栽した大分市の浅内国有林において、大分県担当職員による見学会を実施しました。

 大分森林管理署ではコンテナ苗を活用した低コスト造林に平成22年度から取り組み、植栽時には大分県振興局、市町村、林業事業体等から参加の現地検討会を開催してきましたが、民有林と国有林の連携の打合せの中で、大分県の担当者から「県でも造林コストの低減のためコンテナ苗の普及に取り組むことになったので、国有林の植栽箇所を見学して情報を得たい」との申し入れがあったことから実施したものです。

 当日はあいにくの雨模様でしたが、大分県林務管理課及び農林水産研究指導センターの職員6名が参加され、平成22年8月にヒノキのコンテナ苗を植栽した箇所について、活着状況や成育状況について確認されました。

 意見交換の中では、「夏に植栽したにもかかわらず活着が良いことを実際に見ることができて通年植栽が可能なことや、苗木運搬には林業機械を使用した方が良いことなど大変参考になった」との感想がありました。また、スギのコンテナ苗を植栽した箇所も是非見学したいとの要望があり、次回はスギ植栽地で見学会を実施することにしました。

見学会の様子   見学会の様子   見学会の様子

 

「間伐展示林の紹介」を新たに掲載(平成25年6月13日)

 由布市庄内町の星岳国有林に設定している間伐展示林の説明パンフレットを新たに掲載しました。「間伐展示林の紹介」のページをご覧下さい。

 

くじゅう山開きで約1,000名が登山(平成25年6月2日)

 くじゅう観光連盟(会長:竹田市長)主催の「第61回くじゅう山開き」の山頂祭が、小雨が降りしきるあいにくの天候の中、久住山の山頂(1,787m)で開催され、約500名の登山者が式典に参加しました。式典前後の登山者や他のくじゅう連山への登山者を含めると、登山者は約1,000名に上りました。

 くじゅう連山は平治岳を除き国有林で、そのうちの竹田市内と由布市内は大分森林管理署が管理し、九重町内は大分西部森林管理署が管理しています。くじゅう連山の国有林は、「阿蘇くじゅう国立公園」に指定され、一部はレクリエーションの森として「くじゅう山風景林」に指定していて、年間に約30万人の登山者が訪れます。

 久住山への登山ルートは複数ありますが、多くの登山者は牧ノ戸峠登山口を午前7時頃に出発。登山道はぬかるんでいて、足下が悪い中の登山となりましたが、登山道沿いには満開のミヤマキリシマもあり、それをバックに記念撮影をしている登山者も見かけました。休息を取りながら久住山頂を目指し、約2時間後に久住山避難小屋に到着。休息後に山頂までの長い急斜面にアタックし、2時間半~3時間で久住山頂に到着しました。

 山頂祭は午前10時から開催され、猪鹿狼寺副住職による安全祈願の後、参加代表者8名が安全を祈願して玉串を奉奠しました。続いて、九重町副町長から主催者挨拶、大分西部森林管理署長と環境省自然保護官から来賓挨拶があり、最後に、最高齢者(83歳)の音頭で万歳三唱をしてシーズン入りを祝いました。風雨が伴う寒い中での山頂祭だったことから、参加者は記念のペナントを受け取った後は足早に下山を開始しました。

 下山途中には、ミヤマキリシマ群生地の扇ヶ鼻まで足を運んだ登山者を多く見かけましたが、ミヤマキリシマの開花は僅かに見られる程度だったため、満開となったときにまた登りたいとの声が多く聞かれました。

登山ルートの沓掛山  満開のミヤマキリシマ  久住山山頂(9時30分頃)  安全祈願の様子  万歳三唱をされる最高齢者   

 

由布岳山開きに約4,000名が参加(平成25年5月12日)

 由布岳(1,584m)の第34回山開き祭が由布市・別府市の主催で開催され、約4,000名が参加しました。

 由布岳の中腹以上は国有林で、そのうち由布市内は大分森林管理署が管理し、別府市内は大分西部森林管理署が管理しています。北斜面以外は「阿蘇くじゅう国立公園」に指定され、また、「由布・鶴見岳自然休養林」として指定しています。

 式典は正面登山口で開催され、安全祈願の仏事が行われた後、由布市長と別府市副市長から「由布岳は雄々しい頂上と美しい稜線が魅力の山。下山後は湯布院・別府の温泉で疲れを癒してほしい」などの挨拶がありました。続いて、主催者、関係者、最高齢者(95歳)、最年少者によるテープカットが行われ、最後に当署長の音頭で万歳三唱をしてシーズン入りを喜びました。

 先着1,200名には記念品として帽子がプレゼントされ、多くの参加者はその帽子をかぶって登山を開始。1時間ぐらいは新緑を楽しみながら進み、樹木が途切れてからは湯布院盆地などの展望を楽しみ、約2時間後にマタエ(東峰と西峰の分岐点)に到着。展望しながら休息した後、東峰を目指す人は最後の急斜面を登って山頂に到着し、最高峰の西峰を目指す人は鎖につかまりながら険しい岩場を慎重によじ登って山頂に到着しました。

 絶好の天候に恵まれたことから、くじゅう連山、祖母山、阿蘇山、英彦山、四国なども展望ができ、参加者はすばらしい展望と心地よい疲労感の中で弁当をほおばっていました。

 また、正午頃に下山した参加者には、陸上自衛隊湯布院駐屯地音楽隊の演奏による「坊ガツル賛歌」や「青い山脈」が流れる中で、同隊から豚汁が振る舞われました。

安全祈願祭の模様   テープカットの模様   記念品を受け取って登山を開始する参加者   由布岳を眺望しながら登る参加者

マタエ直下の急斜面を登る参加者   西峰の険しい岩場の様子   東峰   東峰から湯布院、くじゅう連山方面の展望

 

くじゅう連山で森林保護員によるパトロールを開始(平成25年5月11日)

 「くじゅう連山」において、森林保護員(愛称:グリーン・サポート・スタッフ)によるパトロールを本年度も開始しました。

 「阿蘇くじゅう国立公園」に指定されている「くじゅう連山」は、平治岳を除き国有林で、そのうちの竹田市内と由布市内は大分森林管理署が管理し、九重町内は大分西部森林管理署が管理しています。 「くじゅう連山」は日本百名山の一つで、九州本土最高峰の中岳(1,791m)、主峰の久住山(1,787m)、大船山(1,786m)などが連なり、展望がすばらしいことや、ミヤマキリシマを始め数多くの高山植物の花が楽しめることなどから、大変多くの登山者(年間に約30万人)が訪れます。

 このため大分森林管理署では、植物の盗採や損傷の防止、登山者に対するマナーの啓蒙、立入規制ロープ柵の設置などを目的として、平成18年度から森林保護員として臨時採用し、パトロールを行ってきました。本年度も6名を森林保護員として臨時採用し、5月11日に環境省の長者原ビジターセンターにおいて、大分西部森林管理署と合同で出発式を行い、パトロールを開始しました。森林保護員は「身分証明書」を携帯し、「グリーン・サポート・スタッフ」と表示した腕章・帽子・服を着用しています。森林保護員の活動につきまして、登山される皆様のご理解・ご協力をお願いします。

森林保護員出発式   森林保護員   登山者にチラシを配布してマナーを呼びかけ   登山者にチラシを配布してマナーを呼びかけ

 

傾山山開きで約600名が登頂(平成25年4月29日)

 祖母・傾国定公園の主峰である傾山(標高1,605m、国有林)の山開きが、絶好の天候の中、傾山山開き実行委員会の主催で開催され、約600名が登頂しました。

 安全祈願祭は、大分県と宮崎県の県境の九折越(標高1,270m、国有林)で実施され、参加者は大分県豊後大野市と宮崎県日之影町の登山口から最長2時間30分かけて到着。登山者の安全を祈願する神事が行われた後、傾山山開き実行委員会会長の豊後大野市長からの挨拶と、豊後大野警察署から事故防止の注意喚起がありました。続いて男女の最高齢者と最年少者に記念品の贈呈があり(最高齢者は89歳、最年少者は2歳)、最後に当署長の音頭で万歳三唱をしてシーズン入りを祝いました。

 式典終了後、参加者は山頂を目指して再出発。新緑が出始めた原生林の中を進み、時折、傾山の雄姿やアケボノツツジの花を楽しむこともでき、多くの人がカメラに納めながらの登山となりました。

 山頂に近づくと急斜面が待ち受け、慎重によじ登って後傾山頂(標高は傾山頂と同程度)に到着。傾山頂を間近に眺めた後、一度下って更に登ったら傾山頂に到着。参加者の中には互いの登頂をたたえ合って万歳を三唱したり、飛来した報道ヘリコプター2機に大きく手を振ったりしている人も。傾山はそそり立った岩峰のため展望が素晴らしく、参加者は絶景の中で満足感に浸りながら弁当に舌鼓を打っていました。

神事の様子  左が傾山頂、右は後傾山頂  道中のアケボノツツジ  傾山頂  傾山頂からの展望

   

流域管理システム推進の取組を更新(平成25年4月26日)

 「平成24年度アクションプログラム実施メニュー実施結果表」及び「平成25年度流域管理システム推進に向けて行う署の取組表」を、「流域管理」のページに掲載しました。

 

「あなたの町の国有林」を改訂(平成25年4月17日)

 大分森林管理署管内の国有林の概要や大分森林管理署の取組等を流域別に掲載している「あなたの町の国有林」を、次の理由のため改訂しました。「国有林の概要、署の取組等」のページの「あなたの町の国有林」をご覧下さい。

① 「国有林野の管理経営に関する基本計画」(農林水産大臣策定)が平成24年12月19日付けで変更されたため。

② 国有林野管理経営規程(平成11年農林水産省訓令第2号)の一部改正が平成25年4月1日から施行され、機能類型区分が3区分から5タイプになったため。

③ 大分森林管理署の組織が平成25年4月1日に再編されたため。

 

森林の機能類型の区分を5タイプに変更(平成25年4月1日)

 国有林野管理経営規程(平成11年農林水産省訓令第2号)の一部改正が平成25年4月1日から施行され、森林の機能類型の区分が3区分から5タイプに変わりました。「国有林の概要、署の取組等」のページの「森林の機能類型」をご覧下さい。

 

一般会計移行に伴い、組織を再編(平成25年4月1日)

 国有林野事業は平成25年4月1日から一般会計に移行されました。これに伴い、公益的機能の一層の発揮や森林・林業再生への貢献といった役割を十全に果たしていくため、大分森林管理署の組織は再編されました。「組織図、署案内図等」のページの「組織図」をご覧下さい。

 

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