治山事業の概要
国有林治山事業は、国有林野の持つ国土の保全等公益的機能の維持増進に係る行政需要に積極的に対応することを目途に、適正な森林施業、民有林治山事業及び治水事業の実施等との有機的な連携のもとでの流域管理の一環として、かつ地域の社会・経済条件に十分配慮した上で、その効率的な事業の実施に努めています。
雲仙・普賢岳と眉山の治山 |
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雲仙・普賢岳と眉山の治山(PDF : 5,384KB) |
眉山の国有林 |
後世に伝えるべき治山~よみがえる緑~
林野庁は、治山事業を実施して100年が経過したことを機に、緑がよみがえり国土の保全に寄与した治山事業地を「後世に伝えるべき治山~よみがえる緑~」に選定し、事業の重要性や必要性をアピールするため、選定委員会を開催し、全国で60箇所の治山施設等が公表されました。長崎森林管理署管内からは、長崎県島原市の「緑の復元した雲仙・普賢岳の治山事業」、長崎県島原市の「土石流から住民を守る眉山地区治山事業」の2箇所が選定されました。
生態系に配慮した治山事業
長崎森林管理署では、・・・
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~木製床固工~(五島市) ☆目的・期待できる効果 木製枠床固工の中詰材を栗石で施工することにより渓流に生息する水生昆虫や魚類等の生活環境に資することを目的としています。 |
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~導流堤(工事支障木の移植)~(島原市) ☆目的・期待できる効果 工事施工により発生する土石を構造物背面等に盛土し、施工地内に自生して支障となる木本類の移植等を行い小動物等の生活環境に資することを目的としています。
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お問合せ先
長崎森林管理署
ダイヤルイン:0957-41-6911