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九州森林管理局

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    新着情報(令和4年度)

    シカくくり罠(小林式誘引捕獲法)現地検討会を対馬市にて開催

    8月4日(木曜日)、対馬市にてシカくくり罠(小林式誘引捕獲法)現地検討会を開催しました。現地検討会は、シカ被害に悩む対馬市長からの要請によるもので、九州森林管理局保全課、近畿中国森林管理局のほか、対馬ニホンジカ対策戦略会議の構成員である環境省、長崎県対馬振興局、対馬市など総勢26名が参加し、小林式誘引捕獲法について学びました。
    座学では、小林式誘引捕獲法の発案者である近畿中国局の小林正典保護係長より、小林式誘引捕獲法開発の経緯・実施事例、捕獲手順のほか、国指定の天然記念物ツシマヤマネコの錯誤捕獲対策について説明がありました。
    また、髙木敏署長から前任地(関東局天竜署)でのとりくみ「ICTで捕獲が楽になるか。」(令和3年度林野庁業務研究発表会より)が情報提供され、ICT導入により見回り時間の削減につながるが通知の精度に問題があるなど、ICTの利便性が明らかになりましたが、同時に課題も報告されました。
    現地実習では、有明山国有林へ場所を移動し、小林保護係長から設置のポイント及び留意事項等を踏まえながら、くくり罠設置の実演を受け、参加者が6班に分かれ実際にくくり罠を設置し、シカ捕獲をより行いやすくするための改善点について個別に指導して頂きました。
    シカによる食害は現在、林業を脅かす深刻な問題となっています.この問題を解決すべく、今後も関係行政機関等で連携し、捕獲効率のよい対馬に適したシカ捕獲に努めて参ります。
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    お問合せ先

    長崎森林管理署

    ダイヤルイン:0957-41-6911
    FAX:0957-41-6913

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