新着情報(平成29年度)

新入社員による植樹際（平成29年4月21日）

平成29年4月21日に株式会社谷川建設の新入社員18名による記念植樹が行われました。西海市にある万助山国有林65へ1林小班の0.13haの範囲にヒノキ（264本）カエデ（18本）ヤマザクラ（18本）計300本を植樹しました。
当日は快晴の中、長崎森林管理署職員の指導を熱心に聴き、汗をかきながら植樹に取り組まれていました。終始、笑顔で活動され、「楽しかったです。良い体験になりました。」という声を聞くことができました。
今後、植樹した苗木同様大きく成長されることを願い、記念植樹を終了しました。

長崎大学環境フィールドスクール（平成29年5月13日）

平成29年5月13日（土曜日）に「NPO法人奥雲仙の自然を守る会」からの依頼を受けて、長崎大学環境フィールドスクールに講師として出席しました。
午前中、環境省から国立公園等の説明を行い、その後、長崎森林管理署長から森林の役割や署の仕事内容等を学生に説明しました。午後からは田代原風致探勝林内にてミヤマキリシマ保全活動（下刈り等）を学生たちと一緒に行いました。参加した学生からは「普段体験できないような体験で、楽しかった。また来たい」という声がありました。
田代原地域は「日本美しの森－お薦め国有林－」に選定されており、今後も雲仙市やNPO法人を中心に保全活動を継続し、憩いの場となるように努めていきます。

第23回 平成新山防災視察登山に参加（平成29年5月15日)

平成29年5月15日（月曜日）に島原市並びに九州大学地震火山観測センターの主催で「第23回平成新山防災視察登山」が行われました。
この登山の目的は、平成新山周辺の現状を視察し、その情報と認識を関係機関が共有するもので、今回は長崎森林管理署から署長外7名を含め、関係機関・報道機関から総勢87名が参加しました。
九州大学の調査では山頂付近の水蒸気の温度が噴火直後は900℃あったものが、約85℃と沸点以下となり、噴火の危険性は低下しているとのことでした。しかし、大地震による溶岩ドームの崩壊には警戒が必要とされました。
平成新山の表面は溶岩が固まり、割れてできた巨石が積み重なり非常に不安定なため、慎重に安全確認しつつの登山でしたが、事故やけがもなく参加者全員が無事下山し、防災視察登山を終えました。

「地域の安全確保に向けた森林情報の共有及び長期的な森林の育成に関する協定」締結式（平成29年5月16日）

平成29年5月16日（火曜日）に島原市役所にて「地域の安全確保に向けた森林情報の共有及び長期的な森林の育成に関する協定」の締結式が行われました。
この協定は九州森林管理局内では2例目となり、昨年の「熊本地震」及びその後の「豪雨災害」をきっかけに、森林の多面的機能の発揮を維持し、地域住民の生活と安全を確保するために、それぞれが管理する山林等の状況について情報を共有し、連携・協力を図りつつ、自然災害の未然防止や被害抑制に努めることを目的として作成されました。
今後も森林管理署と地方自治体が協力して、地域住民の安全に向けた取り組みを実践していきます。

長崎森林管理署にてインターンシップをしました！！（平成29年10月11～13日）

平成29年10月11日～13日までの3日間、長崎森林管理署で職場体験をさせて頂きました。
 1日目は、署長はじめ職員の皆様へ挨拶をした後、管内概要の説明を受けました。その後、島原市へ移動し、眉山治山事業所にて治山について学び、導流堤などの現場を見学しました。
 2日目は、午前に大村森林事務所管内にて森林官の仕事や高性能林業機械を用いた間伐作業を見学しました。午後は萱瀬ヒバ・萱瀬スギの保護林にて「森の巨人百選」にも選ばれている大名杉の生育状況を観察しました。
 3日目は、午前に島原市へ移動し、田代原風致探勝林・野岳植物群落保護林などを見学し、「遊々の森」でネイチャーゲームを体験しました。
 今回のインターンシップを通して、今まで知らなかった長崎森林管理署の仕事を体験することができ、国有林管理業務などについて、より深く知ることができました。この3日間で学んだことをこれからの学校生活や将来に繋げていきます。
 皆様のおかげで充実した3日間を過ごすことができました。本当に有難うございました。