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九州森林管理局

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    よくある質問【間伐紙関連】

    間伐紙に関して、わかりづらいポイント、気になるポイントを一問一答形式でまとめました。

    グリーン購入法に関する質問

     1. グリーン購入法とは?

    「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」のことです。

    製品やサービスを購入する場合、環境への負荷ができるだけ小さいものを選択して購入することを求めています。これにより、供給側の企業に環境負荷の小さい製品やサービスを開発しようという意識が働き、経済活動全体を環境負荷の小さい方向へ転換していく働きも担っています。

    同法は、国等の公的機関が率先して環境物品等(環境負荷低減に資する製品・サービス)の調達を推進するとともに、環境物品等に関する適切な情報提供を促進することにより、需要の転換を図り、持続的発展が可能な社会の構築を推進することを目指しています。

    また、国等の各機関の取組に関することのほか、地方公共団体、事業者及び国民の責務などについても定めています。

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     2. 平成21年2月、グリーン購入法基本方針が変更されました。その変更内容とは?

    基本方針に定める特定調達品目とその判断の基準等は、毎年度、見直しが行われます。
    今回の変更では、紙類のうち「コピー用紙」の判断の基準において、総合評価指標方式の導入、新規分野として「移動電話」の追加などが行われました。

     コピー用紙では、これまで古紙100%の製品だけが特定調達品目として認められていましたが、平成21年4月から、古紙(70%以上)と間伐材や森林認証材等(30%以下)を配合したものも認められるようになりました。

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     3. コピー用紙の判断の基準における総合評価指標方式とは? 

    古紙配合率、間伐材や森林認証材など環境に配慮した木材の配合率、白色度、坪量の各項目において、環境への負荷を与える度合いによって点数化し、一つの尺度でその製品の環境負荷のレベルを判断できるようにする方法です。

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     4. クレジット方式とは? 

    図:クレジット方式クレジット方式は、製紙工場への証明書付き間伐材の入荷量に応じて、製造する紙に間伐材が配合していると見なす方式(見なし方式)で、製品に対する原料の実配合を保証するものではありません。

    紙の製造は、紙の用途や品質の確保のため、様々な原料(古紙、広葉樹(外材、国産材)、針葉樹(外材、国産材))を混合させて、大量に製造していることから、厳密に配合率を管理すると多大なコストがかかります。間伐材が入ったコピー用紙を適切な価格で製造・流通させるため、従来の実配合による厳密な管理を見直し、間伐材が利用しやすいクレジット方式が導入されました。

     

    なお、クレジット方式の運用については、環境省作成の「森林認証材・間伐材に係るクレジット方式運用ガイドライン」(平成21年2月13日)によることとされています。

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     「木になる紙」シリーズに関する質問

     1. 「木になる紙」とは? 

    「木になる紙」とは「国民が支える森林づくり運動」推進協議会(以下「協議会」といいます)が命名した間伐紙の商品シリーズです。この名称は、協議会の趣旨に賛同し、協議会が定めたルールに基づき製造した製品に使用できるものであり、協議会メンバーになれば、どのメーカーにおいても使用可能です。

    【現時点で製品化されているもの】:ファイル、封筒、コピー用紙

    【製品の検討を依頼しているもの】:名刺

    【次なる製品として期待しているもの】:印刷用紙、情報用紙

     

     2. 平成21年4月に供給開始となったコピー用紙の価格は? 

    数量や場所によって価格は異なります(平成22年度の価格例:1,400~1,700円等)。詳しくは、以下へお問い合わせ下さい。

     

    <お問い合わせ先>

    【新生紙パルプ商事(株)九州支店】担当:町田TEL:092-271-2801

    【(株)ファイル】担当:滝、中山TEL:092-921-1506

      

     3. カーボンオフセットとは? 

    カーボン・オフセットとは、日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方です。

    お問合せ先

    総務企画部企画調整課

    ダイヤルイン:096-328-3511