田代原風致探勝林「日本美しの森 お薦め国有林」

レクリエーションの森の特徴と楽しみ方
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地理的・歴史的特徴
田代原風致探勝林は、総称して奥雲仙と呼ばれる日本初の国立公園内に位置し、また世界ジオパークにも認定されている大地のエネルギーがいっぱい詰まった千々石(ちじわ)断層上の小さな高原地帯です。 三方を山(九千部岳(くせんぶだけ)・吾妻岳(あづまだけ)・鳥甲岳(とりかぶと))に囲まれ、中心の谷間では放牧が行われています。 かつて、雲仙地域は山間部で放牧が盛んに行われ、牛が食べない植物であるミヤマキリシマの群落を形成し、開花期には多くの観光客が訪れていました。しかし、近年は放牧地が減少し、ミヤマキリシマ群落も減少しましたが、唯一残された放牧地が田代原風致探勝林内に存在しています。また、地元のNPO法人等が主体となり、人の手によるミヤマキリシマの保全活動が行われており、ここでは牛と人の活動によって守られている貴重な自然を見ることができます。
楽しみ方
周辺は、東に1,300年以上の歴史がある赤岩観音が祀られた鳥甲山(とりかぶとやま)、南側に奈良の大仏の建立に携わった行基菩薩が修行したと言われる修験道の九千部岳、北西側には子宝観音が祀られた吾妻岳がそびえ、西側は遠く千々石湾が眺望できます。 中央部は、坂本竜馬や勝海舟も通ったと言われる旧道、殿様街道がとおる放牧草原が広がり、春はピンク色のミヤマキリシマ、夏は新緑と白色のヤマボウシ、秋は赤や黄色の紅葉、冬は真っ白な霧氷、放牧期間(4月~11月)にはのんびりと過ごす牛たちを見ることができます。
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 秋の田代原草原と放牧牛
 夕景(秋)
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  上空からの全景 九千部岳山頂からの全景 |
エリア情報
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【危険情報】
▸イノシシやダニに注意が必要です ▸牛の放牧期間(4月~11月)は、牧場内に立ち入らないでください ▸冬季の路面凍結に注意
【利用案内】
利用料:無料 利用期間・期間・時期等:日中の安全に支障が無い時間
▸キャンプ場 5月1日~10月31日 営業時間:8:30~17:30 休日:木曜日 詳細は、雲仙市公式サイトをご覧くださいhttps://www.city.unzen.nagasaki.jp/kiji0032204/index.html
▸トレイルセンター 5月1日~11月30日 営業時間:10:00~17:00 休日:木曜日
【最寄りの他の観光施設等】
▸雲仙温泉街 ▸小浜温泉街 ▸仁田峠 ▸雲仙普賢岳 ▸島原城
【施設情報】

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 田代原キャンプ場
 トレイルセンター
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案内図
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案内図はこちら(PDF : 4,310KB)
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アクセス
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 長崎県雲仙市千々石町庚
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観光情報
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雲仙観光局 (外部リンク)https://www.unzen.org/
雲仙市ホームページ 田代原野営場(キャンプ場、トレイルセンター) (外部リンク)https://www.city.unzen.nagasaki.jp/kiji0032204/index.html
島原半島観光連盟公式ホームページ 「雲仙温泉郷」 (外部リンク)https://www.shimakanren.com/
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レク森協議会
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雲仙田代原レクリエーションの森管理運営協議会 雲仙市役所観光物産課 TEL:0957-38-3111
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