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西表森林生態系保全センター

バックナンバー(平成18年度)

日付

2007年2月27日

タイトル

ハスノハギリを海岸保安林へ植樹

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西表森林環境保全ふれあいセンターと沖縄森林管理署では、西表島の海岸保安林の機能強化を図るため外来樹種のギンネム(銀合歓)除伐跡地に在来樹種ハスノハギリの植え込み試験を行っています。今回は地元大原小学校の五,六年生十七名と四名の先生方に植樹体験をしてもらいました。ギンネムは明治四十三年(1910年)にスリランカ(当時セイロン)から沖縄本島に導入されたものが戦後西表島に持ち込まれたと言われ旺盛に繁殖しています。ハスノハギリは石垣島の旧盆であの世から来るおじいさん、おばあさんの形をした先祖の霊の役がかぶるお面に使われます。児童達は初めての体験で丁寧に木を植え、生えているギンネムの稚樹を抜き取り「どんなに育つかまた見に来たい」と言っていました。
また、植樹の後、森林教室を開き、西表の森を例に森と人と動物の関係や地球温暖化の問題を知ってもらいました。最後に木を植えた場所に生えている植物についても学んでもらいました。帰りにはお土産にギンネムで作った輪切り名札板と西表にはないスギでの枝輪切り名札板を送り喜ばれました。

ハスノハギリを海岸保安林へ植樹

ハスノハギリを海岸保安林へ植樹

日付

2007年1月19日

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平成18年度野生生物保護対策検討会イリオモテヤマネコ保護増殖分科会

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平成19年1月16日(火曜日)に当会議が開催され当ふれあいセンターもオブザーバーとして参加しました。会議に先立ち、1965年ヤマネコの生息確認から実施期間中(3ヵ年)の生息状況等総合調査(第4次)に至るこれまでの経過について説明がありました。
ヤマネコの保護増殖事業では、(ア)個体数の確認のため生息状況のモニタリング(イ)保護対策として交通事故の防止対策及び傷病個体の救護・飼養管理(ウ)外来生物対策としてノネコの捕獲対策・不妊化後の適正飼養が事業として実施されている旨の説明がありました。
当ふれあいセンターにおいても自然再生対策の中で進められている事業が、将来的にはヤマネコも含めその他動植物の生息に相応しい場となるよう、その一端を担っていければと考えております。

日付

2007年1月19日

タイトル

平成18年度沖縄地区自然再生担当者会議の開催について

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平成19年1月12日(金曜日)に同会議が沖縄県豊見城市で環境省、沖縄県農林水産部・開発建設部・土木建設部の各担当課及び西表森林環境保全ふれあいセンター出席のもと開催されました。議題としては各機関の沖縄地区における自然再生関連事業の実施状況の説明があり、当ふれあいセンターの次のような取組内容(概略)を紹介しました。
(ア)海岸林の再生事業
(イ)マングローブ林の保全
(ウ)天然記念物ニッパヤシ群落の保護
(エ)希少野生種の保護・増殖活動
(オ)外来種の監視・駆除対策

今後とも、各関係機関との連携を図りながら自然再生業務の向上及びその普及啓発に取り組んでいきたいと考えております。

日付

2006年11月26日

タイトル

西表島横断(船浦中学校)

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平成18年11月26日、船浦中学校で三年に一度実施されている恒例の西表島横断が実施されました。1~3年生の生徒(24名)に、学校関係者、保護者、派出所、租内森林官に加えて、当センター職員も同行させていただきました。
これは、島の北西部(軍艦岩)から南東部(大富遊歩道の仲間川展望台)の行程約13km(森林内11.4km)近くを1日掛かりで踏破するものです。一番高いところで標高で200数メートル、幾度となく繰り返す沢、尾根のアップダウンが非常に体力を消耗させ、2~3リットルの水分を消費しました。

西表島横断(船浦中学校)

日付

2006年11月13日

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JICA研修生の受講について

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平成18年度「共生による森林保全コース」を受講中の研修生(11カ国11名)が当センターを訪れ2日間(11月6~7日)の行程で研修を受講されました。
初日は会議室にて「沖縄の森林」及び「西表島の国有林」についての講義を、2日目は西表島の国有林を視察し、巨樹巨木百選に指定されているサキシマスオウノキをはじめ森林生態系保護地域、林木遺伝資源保存林等における森林保全のあり方について学びました。研修生からは森林保全だけでなく琉球の文化についても多数の質問がありました。
余談ですが、この時期は西表島への団体による観光客が多く、予定のフェリーに乗れないハプニングもありましたが、船会社の配慮により別の船会社のフェリーにて石垣島に帰ることができました。

JICA研修生の受講について

日付

2006年10月26日

タイトル

JICA(国際協力機構)研修生を受け入れました

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海外技術研修(持続可能な森林経営の実践活動促進2研修)を受講中の13カ国13人が当センターを訪れ、研修を行いました。1日目は、野邊自然再生指導官による「沖縄の森林の概要」、「西表島の国有林」について講義が、2日目は森林生態系保護地域などの各種法規制等が指定されている西表島の国有林を視察し、森林管理の方法等を学びました。特に、海岸保安林の現地視察では、自国にも生育しているマングローブ林、モクマオウ等について、その役割及び機能に関して多数の質問がありました。本研修が、参加国の持続可能な森林経営を達成するのに多少なりとも貢献できることを願っております。

jica(国際協力機構)研修生を受け入れました

jica(国際協力機構)研修生を受け入れました

日付

2006年10月18日

タイトル

西表島西部方面調査について

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当センターでは、西表島の希少樹種の生育分布調査を行っており、10月16日(月曜日)~17日(火曜日)に、陸路でのアクセスが困難な西表島西部地域について傭船して調査を行いました。今回は、マングローブの中で絶滅危惧種に分類されているヒルギモドキ、ヒルギダマシ、マヤプシキ、ニッパヤシについてGPSを使用して、それらの生育位置等を調査しました。今回の調査結果については、当センターのホームページに紹介してありますので、ご覧ください。

西表島西部方面調査について

日付

2006年9月27日

タイトル

森林の流域管理システム推進発表大会、国有林野事業業務研究発表会の出席について

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平成18年11月15日(水曜日)~16日(木曜日)に九州森林管理局(熊本市)で開催される森林の流域管理システム推進発表大会に当センターの野邊自然再生指導官、竹富町農林水産課の波照間係長が「森の巨人たち百選のオヒルギの樹勢回復試験について」共同発表を行う予定です。
また、平成18年11月28日(火曜日)に林野庁(東京)で開催される国有林野事業業務研究発表会に当センターの野邊自然再生指導官、沖縄森林管理署の池田流域管理調整官が「船浦ニッパヤシ植物群落保護林の樹勢回復試験について」共同発表を行う予定です。

日付

2006年9月22日

タイトル

JICA(国際協力機構)研修生の受け入れについて

コメント

当センターでは、毎年JICA研修生を受け入れており、本年度は10月24~25日に14ヶ国14名、11月6~7日に11ヶ国11名を受け入れる予定です。研修は2日間に分けて行い、1日目に西表島の森林の管理等についての講義、2日目に森林生態系保護地域などの西表島視察を予定しています。

日付

2006年9月13日

タイトル

当センターの取組が新聞に掲載されました(3)

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当センターで取り組んでいる「自然体験型ツアーによるヒナイ川・西田川周辺国有林の利用実態調査について」が琉球新報に掲載されました。
新聞記事については、以下のHPアドレスにアクセスしてください。
(http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-17148-storytopic-1.html)
上記取組の詳細につきましては、当センターのホームページ(URL:http://www.kyusyu.kokuyurin.go.jp/huresen/huresentop.htm)の活動報告をご覧ください。

日付

2006年9月4日

タイトル

亜熱帯森林・林業研究会の研究発表会で発表しました

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大学、行政、民間等の亜熱帯森林・林業に関わる人々で構成される亜熱帯森林・林業研究会の総会及び研究発表会が那覇市で開催され、沖縄県、鹿児島県、琉球大学、林木育種センター、当センターから12課題が発表されました。
当センターからは、佐渡自然再生指導官が「ヒナイ川の利用実態調査について」、野邊自然再生指導官が「森の巨人たち百選のオヒルギの樹勢回復試験について」それぞれ発表しました。

なお、八重山毎日新聞に亜熱帯森林・林業研究会の総会及び研究発表会の記事が掲載されましたので、下記のアドレスにもアクセスしてください。
(http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=1&article_id=5748)

亜熱帯森林・林業研究会の研究発表会で発表しました

亜熱帯森林・林業研究会の研究発表会で発表しました

日付

2006年8月21日

タイトル

緑の少年団体験学習会が行われました

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沖縄県緑化推進委員会主催の平成18年度緑の少年団体験学習会が県立石垣少年自然の家で行われ、石垣島内の8小学校から約100名が参加しました。当センターも講師として参加し、植物観察、巣箱作り、ネームプレート作りの指導を行いました。参加者は、ハブ、蜂などの危険な生物に対する注意を受けた後、亜熱帯の珍しい植物、野鳥、昆虫などの観察や、森林の生態系について学びました。

緑の少年団体験学習会が行われました

緑の少年団体験学習会が行われました

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