監物台樹木園
【監物台樹木園開園日のご案内】
【令和7年度の開園日】
- 開園日・・・令和7年度(2025年4月~2026年3月)の「開園日カレンダー」のとおり
- 開園時間・・10時00分~16時00分(最終入園15時30分)
- 休園日・・・詳細は開園日カレンダーをご参照ください
- 入園料・・・無料
- 駐車場・・・駐車場はありません

樹木園の目的
監物台樹木園は、一般に公開して緑化愛林思想の普及と一般のレクリエーションの場として役立てるとともに林業知識の普及に貢献することを目的として開設されました。
位置及び面積
熊本市中央区二の丸4ー1 約2.60ヘクタール
監物台樹木園の場所をGoogleMapで確認する(外部リンク)
沿革
監物台樹木園の敷地は、戦前まで陸軍省の所管でしたが、戦後昭和24年に九州森林管理局(旧・熊本営林局)へ所管換となり、昭和27年11月に監物台樹木園として開設し現在に至っています。
監物台の由来
「監物台」という名前は、熊本城主細川家家老職「長岡監物」という人が、熊本城北の守りとしてこの地を固めていたことから「監物台」と呼ばれるようになりましたが、実際は長岡図書(細川刑部)の屋敷跡でした。
園の北端にある監物櫓は、当時、植木・山鹿に至る豊前街道から侵入する敵を制圧するための「とりで」として重要な役目を果たしていました。監物台樹木園は、熊本城の一角にあることから文化財保護法による特別史跡に、また、監物櫓は国の重要文化財に指定されています。
(復旧した監物櫓)
園内の樹木
園内には、九州の郷土樹種である常緑広葉樹を中心に、各地の樹種を造園的に植栽していて、そのほか盆栽、草花等を合わせると多数の植物が植栽されています。
野村式ディーゼル機関車
内大臣森林鉄道は、熊本県矢部町(現、山都町)の内大臣から伐り出した木材を運ぶ為に、大正4年に造られ昭和43年まで使われた専用鉄道で総延長40kmあまりの九州屈指の森林鉄道です。蒸気機関車も使用されていましたが、1960年代に入ってから導入されたのが、この「野村式ディーゼル機関車」です。山奥で丸太を積み込み、勾配を利用して自力で里の平坦地まで下ってきたトロリーを、そこからこの機関車が引いて、甲佐貯木場へ向かっていました。森林鉄道の廃止と共に昭和43年12月に引退し、監物台樹木園には昭和48年頃より展示されています。
「みどりの交流館」のご案内
監物台樹木園の中にある「みどりの交流館」は、気軽に休憩できる施設として無料で利用できます。
また、交流館内には、屋久杉の円盤や昔の林業機械などが展示されている「展示スペース」や、「木のおもちゃ」などで遊ぶことができる「木育スペース」、40人以下で利用できる「レクチャースペース」があります。
(みどりの交流館)(レクチャースペース)(展示スペース)(木育スペース)
交流館を利用する際は、「みどりの交流館取扱要領(PDF : 686KB)」をご確認のうえ、ご利用ください。
また、レクチャースペースを占有的に利用できます。その際は以下により事前に施設の予約をしてください。
- レクチャースペース使用申請・・・監物台樹木園開園日及び開園時間内のみ使用可能です。収容人数は40人ですので、それ以上での申し込みはできません。
二次元コードからの申し込みはこちら→

(1)使用者名(団体の場合は、必ず団体名・代表者名をご記入ください)
(2)申請者住所
(3)担当者の氏名・連絡先
(4)使用目的
(5)使用人数
(6)使用日及び使用時間(何時から何時まで)
メールアドレス→ky_fukyu@maff.go.jp
- 申請フォーム及びメールでの使用申請のどちらも、九州森林管理局からの許可メールをもって使用許可となりますので、許可メールがない場合は、以下までお問い合わせください。