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九州森林管理局

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    お知らせ(平成30年度)

    きれいになった松林にうれしそう   ~新宮高等学校「楯の松原保全」ボランティア体験~

      平成30年6月28日、福岡県立新宮高等学校の2年生395名が、町内の「盾の松原」(下府浜国有林45林班)において、防風・防砂・防潮の役割を担っている楯の松原を長年にわたり育て、維持してきた先人たちの苦労や松原保全の大切さを理解することを、目的として松林内の雑木の除伐作業に取り組みました。
      当日は、梅雨まっただ中で雨も心配されましたが生徒たちの活気で、最後まで天気も崩れることなく、曇り空の蒸し暑い日ではありましたが作業日和になりました。
      はじめに、「筑前新宮に白砂青松を取り戻す会」会長から挨拶、当署署長から「今回の体験や8月11日の山の日などを通して森林、山に親しんでほしい」とのメッセージ、防犯パトロール隊、教頭先生から話がありました。その後、当署職員7名のほか新宮町役場職員、「筑前新宮に白砂青松を取り戻す会」、環境・防犯パトロール隊など地域のボランティアの作業指導の下、生徒たちは、作業区域ごとにクラスで移動し、松林の中で蜘蛛の巣や虫におっかなびっくりしていた生徒も勇気を出して木に近づき、大きな藪にも果敢に挑み、雑木などの伐採や集積作業に汗を流しました。
      生徒たちは作業を終えて「きれいになった」、「大きな木を切り出した」と仲間たちと嬉しそうに話していました。今回の体験が身近にある松林やそれを守る活動への関心につながることを期待しています。

    開会式の様子
    みんなで協力して作業
    初めてのノコギリ
    みんなの力で、見通しが良くなった松林

    お問合せ先

    福岡森林管理署

    福岡市早良区百道1-16-29
    ダイヤルイン:092-843-2100
    FAX番号:092-851-5904