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京都大阪森林管理事務所

清水小学校で森林教室を開催(第6回目)

2008年2月8日

イベントレポート 19-11

平成20年2月6日(水曜)
生き物たちの冬の変化を探しに・・・ --高台寺山国有林--

2月6日に、今年度6回目の清水小学校での森林教室を開催しました。
児童達(清水小学校3、4年生の35名の児童達)と清水山に登るのは久しぶりとなりました。冬になり、外はすっかり寒くなって、清水山も今までとは違った姿を見せてくれるはず!生き物たちの冬の変化を探しに、みんなで清水山を登りました。

《冬の清水山の観察》

冬に見られる木の実

何か、変わったことはないかと探していると…今まではなかった、木の実を発見しました。アオキやタマミズキの実です。緑の山の中に1本、赤々と立つタマミズキは、とてもきれいでした。フユイチゴの実はひと足遅く、少ししかなっていませんでしたが、皆一生懸命探しては、おいしそうに食べていました。

貯水槽の生き物の変化

貯水槽にいた生き物達にも変化があります。箕面森林環境保全ふれあいセンターの上村指導官より、貯水槽にいたカエルやアカハライモリ達が冬眠し、寒い冬を過ごしている説明を受けました。

樹木の変化(冬芽の観察)

シイノキ等の常緑樹で覆われた清水山では、冬でも緑がいっぱいで、遠くから見るとあまり変化はないけれど、一本一本の木をよく観察すると、ちゃんと変化が見られます。冬芽や葉こんです。籔内上席調整官より説明を受けました。厳しい冬の寒さや乾燥から、守るために冬芽には色々な工夫が隠れていました。

《カシノナガキクイムシの被害木伐倒作業の見学》

カシノナガキクイムシの被害木の伐倒作業を見学させてもらいました。すいすいと木を登る作業員の姿や、迫力ある木の倒れる姿に児童も歓声をあげていました。清水山がこうして守られているのだと学ぶことができました。

最後に学校へ冬芽を持ってかえり、教室で冬芽が開く様子を観察することにしました。ちゃんと開くように、みんなで暖かく見守ることを約束して、今回の活動も終わりました。

次回は、3月に今年度最後の活動を行う予定です。

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