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平成26年8月~9月期は、五万戸国有林にて、小学校を対象に森林教室「スギ人工林の手入れ(下刈・間伐体験)」を実施しました。 ・8月29日…新井小学校(4年生・63名) ・9月4日 …妙高高原北小学校(4年生・23名) ・9月9日 …新井中央小学校(4年生・52名)
この森林教室は、妙高市の「みどりの学習推進事業」の一環として、市内の小学生を対象に総合学習の時間を利用し実施しているものです。 また、上越森林管理署、上越地域振興局、妙高市が連携しながら実施しています。 |
今日はこの五万戸国有林内で、
スギの人工林の手入れ作業として、下刈(したがり)と間伐(かんばつ)を体験してもらいます。
のこぎりや鎌など刃物を扱う作業です。
安全確認をしっかりとして、怪我のないよう活動しましょう!

新井小学校4年生のみなさん

妙高高原北小学校4年生のみなさん

新井中央小学校4年生のみなさん
まずは怪我のないように入念に準備体操をしましょう!
しっかり体をほぐして、怪我を防止しましょうね。
藪には蜂やアブ、ブヨ等人間にとって有害な生き物が多く生息しています。
肌を刺されないよう、首にはタオルを巻いて、長袖・長ズボン
手には軍手をしてくださいね。足もとは長靴でしっかりガードしましょう。
なお、林内に入るときは、ヘルメットを必ず着用してください。
みんな準備万端のようですね!!
それでは、これから「間伐」グループと「下刈」グループに分かれて作業します。

間伐をする場所まで、 スギの人工林の中を歩いて少し移動しましょう。
間伐は、植え付けて、大きく成長した木を間引きして、健康な森林に導くため、
また、利用できる大きさに達した木を少しずつ収穫するために行う作業です。

間伐の仕方を説明します。
この後、みんなの力で木を伐り倒してもらいますので
よく見ていてね!
間伐する時には、色々と注意することがあります。
・木を傷つけないように
・次の工程(造材や集材作業)がやりやすいように
・作業する人に危険がないように(周りの人の安全も考えなければなりません)
などなど。
倒す方向は
・周囲の地面の凹凸
・障害物の有無
・木の傾き
・風の方向
などを考えて決めます。
木を倒す方向を決めたら「受口」(うけくち)をつくります。
そのあと、「追口」(おいくち)を入れて木を倒していきます
木が倒れるときにちょうつがいのような役目を果たす「ツル」という部分を、残すように伐ります。

「おいくち」
「うけくち」
初めて聞く言葉かな?
さぁ、さっそく挑戦!
交代しながら、みんなで協力して間伐します。

う~ん、のこぎりって難しいなぁ・・・
初めてのこぎりを使った子も多く、緊張気味です。

女の子も負けずに頑張ります。
斜めにのこぎりを使うのは難しいね!

きれいに、受口ができました。
今度は、追口を入れていきます。
気合い入ってます!
だいぶノコギリの扱いに慣れてきたみんな
「うまいうまい~!」

「わ~~~!倒れる~~~」
みんなの歓声とともに、ゆっくりと木が倒れました!
よく頑張りました♪
伐ったばかりの木の伐り口は
どんな風になってるかな、観察してみよう。
「すべすべしてる~!」
「いい香りがする」

こちらでは、さらに「玉切り(たまぎり)」に挑戦中!
のこぎりの扱いにも、だいぶ慣れてきたかな?
いっぽうこちらは、下刈体験。
畑で野菜などを育てる場合、雑草を取るなどの手入れの必要がありますよね。
人工林でも一緒です。
下刈は、スギの稚樹に太陽の光がたくさん当たるよう、まわりの雑草を刈り払う作業です。
今日使うこの道具は、柄の長い下刈鎌(したがりがま)という道具です。

みんなにはちょっと長すぎるけれど、気をつけて挑戦してみよう。
刃の部分は、とっても良く切れるので取扱いにはじゅうぶん注意してくださいね。

「刃物を扱う場合、まわりに人がいないかどうかしっかり確認しましょう!」
安全に作業ができるスペースが確保ができたら
左右に鎌を振り回すのではなく、
こうやって腰を低く落として、鎌を自分の方へ引くようにします。
では実際に林内に入って作業してみましょう。
実践あるのみ!

周囲を確認してから
スギを傷つけないように丁寧に刈ります。
「こうやって持って、手前に引くように刈るんだよ」

先生のお手本を見ながら
よいしょ、よいしょ!

女の子も重い鎌を持ってがんばっています!
なかなかサマになっていますよ、その調子~!

「この草、長いな~」
これは、クズという植物のツルです。
クズのツルが絡みつくとどんどん上に伸びていって、
大きな葉っぱを広げるので、スギの成長が邪魔されてしまいます。
通常はナタを使いますが、今日は剪定ばさみを持ってきましたので
これを使って、丁寧に取り除いてあげてくださいね♪
こういった作業は、人の手でやらないとできませんね。
これは「つる切り」という大切な手入れ作業です。

しつこいクズツルは、地際からチョッキン!
二人で協力して、クズをやっつけろ!
夢中になってクズと格闘しました。
みんなが頑張ってくれたおかげで、とってもきれいになりましたよ。
お疲れ様でした~!

【みんなの感想】
「鎌が重くてびっくりしました」
「クズのツルがしつこかったけど、木のまわりがきれいになって良かったです」
「ノコギリを使うのは初めてで難しかったけど、木を伐るのは楽しかった」
今日やってもらった作業は
森林の手入れの中でも、真夏に行う大変な作業のひとつですが
感想を聞いてみて、みんなに楽しく体験してもらえたようで良かったです。
実際に体を動かして体験した作業は、きっと忘れないね。
次回の森林教室もお楽しみに!
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上越森林管理署
担当者:業務グループ 森林整備官
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