ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 上越森林管理署 > イベント等の情報 > 森林教室「森林ってなんだろう」を実施しました!【平成26年6月】
平成26年度6月に、妙高市内の各小学校において、森林教室「森林ってなんだろう」を実施しました。 6月4日 妙高高原北小学校4年生(23名) 6月11日 斐太南小学校4年生(7名) 6月12日 新井小学校4年生(63名) 6月17日 斐太北小学校5年生(20名) 6月23日 新井中央小学校4年生(52名) この森林教室は、妙高市の「みどりの学習推進事業」の一環として、 上越森林管理署・上越地域振興局・妙高市が連携し、市内の小学生を対象に総合学習の時間を利用し実施しているものです。 |
今回は森林教室第1回目。
パワーポイントを使っての導入学習です。
内容は、
・日本は森林大国
・人工林と天然林
・針葉樹と広葉樹
・森からのおくり物(森林の働きについて)
・日本の森林が荒れている(人工林の手入れ)
などなど、クイズを交えながら楽しく学習しました。
みんな積極的に質問をしてくれたり、いろいろな感想が飛び出しました。
主なものをご紹介します。
~ みんなの感想や質問 ~
・クイズは外れたけど、本当のことが分かって良かった。
・土砂崩れ以外に森林が防いでくれる働きはどんなものがあるか?
・雨水が土の中を通ることで汚くなるのではないか?
・荒れてしまった人工林は寂しく怖い感じがした。
・人工林は手入れをするが、天然林は手入れをしなくてもよいのか?
・もっといろいろな種類の植物を知りたいと思った。
みなさんが森林に興味を持ってくれるきっかけになったようで、うれしい限りです♪
「緑のダム」って聞いたことあるかな?
森林に降った雨は、木をつたって地面にしみこんだり、ゆっくり川に流れ出ます。
森林は地面に水をためておくことによって、川に流れる水の量を調整してくれるんです。
森林の土は、土の中に棲む小動物や昆虫によりたがやされ、
ふかふかしたスポンジのような状態になって隙間がたくさんできるので、
歩道や草地と比べて水をしみこませてため込む力が高くなっています。
実際に、「スポンジ」に水を流した場合と、「段ボール」に水を流した場合を見比べてもらいました。
パワーポイントで学習した「針葉樹」と「広葉樹」。
これは「針葉樹」かな?「広葉樹」かな?
今日はいろいろな木の枝を用意したので、 実物を見て当ててみよう~!!
さぁ、講義のあとは空飛ぶタネ「ロケットリーフ」の作成を体験!
自分で移動することができない植物の中には、種を遠くに飛ばすことで仲間を増やす工夫をしているものがあります。
身近なものにはタンポポの綿毛。風に乗ってふわふわ飛んで行きますよね。
カエデや紅葉の種もプロペラがついていて、風に乗って飛んで行くことができます。
東南アジアにある「ラワン」という樹高70mにもなる木の果実は、2~5枚の翼を持ち、クルクルと回りながら遠くへ飛んで行きます。
今日は、これらの空飛ぶタネからヒントを得た、「ロケットリーフ」キットを使ってタネの模型を飛ばしてみましょう!
まずは、組み立ててみましょう。
組み立てが終わったら、校庭に出て飛ばしてみましょう。
何回か飛ばすうちにコツを覚えて、元気に飛ばしていました。
高く飛ばしすぎて、屋根の上に乗ってしまった子も!
風に乗るとより遠くへ飛んでいきますね。
だれのロケットリーフが一番滞空時間が長いかな??
第1回目の森林教室はどうでしたか?
また、次の森林教室でお会いしましょう!!
上越森林管理署
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