3月21日(水曜日)、南富良野町役場2階大会議室において、「南富良野町森林共同施業団地 幾寅・落合地区森林整備推進協定」の調印式を行いました。
この協定は、空知川の上流域である南富良野町に所在する森林約3,075ヘクタール(町有林854ヘクタール、国有林2,221ヘクタール)において、森林の有する水源かん養、生物多様性の保全、木材生産など多様な機能を十分に発揮させることを目的として締結するものです。
そのために南富良野町と上川南部森林管理署が隣接する森林において、森林共同施業団地を設定し、適切な森林整備及びこれに必要な路網、土場の相互利用等の事項を定め、町有林と国有林が一体となって、計画的かつ効率的な森林整備を推進することを目指します。
「森林・林業再生プラン」に基づく取り組みで、道内では12ヶ所目、上川管内では3ヶ所目の協定締結となりました。
調印後、池部町長は、「町にとって有意義で地域経済の活性化につながる取り組みとなる」と抱負を述べられました。
また、西川森林管理署長は、「町有林と国有林が一体となった具体的な行動は、森林林業再生プランの実現や地域振興につながる取り組みになる。」と抱負を述べました。
(佐藤 流域管理調整官)
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