2月15日(火曜日)、遠別町富士見ヶ丘公園において、遠別小学校3年生23名が冬の散策をしました。
森林教室のネーミングは「富士見ヶ丘公園の探検~冬」ということで各児童がスノーシューを履き、冬の公園を散策するものです。
当署もその活動の講師として参加しました。
はじめに、公園内を散策するためにスノーシューを履くのですが、余り慣れていないため戸惑っている児童もいました。
その後、準備体操をし出発しました。
散策をしてまもなく、動物の足跡があり、児童と特徴を観察しました。主なものは、キタキツネ・エゾユキウサギなどです。
公園の広場まで歩いたあと、事前に準備しておいた資料でその他の動物の足跡の特徴や針葉樹と広葉樹の違い、冬に生きる動植物や年輪・木の樹齢の話し、なぜ広葉樹は冬に葉を落とすのか、海風による木の枝の偏り、地球温暖化防止における森林の役割などの説明を行いました。
また、公園の樹木が春に備えて冬芽(葉っぱのもと)を準備していることをニレやダケカンバを実際に観察しみんなで確認しました。
公園の散策を通じ、子どもたちは冬の寒さの中で生きる動物たちや樹木が冬の間に春を迎える準備をしていることなどを直接、現地の観察で感じてくれたことと思います。
当日は、冬のこの時期としては比較的温度も高く、風も弱く日差しもあるなど天候にも恵まれ児童達は冬の散策を楽しんでいたようでした。
来月にも、今度は4年生が富士見ヶ丘公園を散策することになっており、遠別小学校と連携を図りながらより充実した楽しいものにしていきたいと考えています。
(南 流域管理調整官)
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