10月9日(土曜日)、安国森林事務所部内で、学社融合事業の一つである「山狩り体験」が実施され、遠軽町内の小学生と保護者計8名が参加し、森林管理署職員5名とまちの森林博士4名が指導に当たりました。
当日は晴れて過ごしやすい天気となり、開会式では調整官から「二酸化炭素吸収源や動物のすみかなど様々な働きのある森林で、今日は自然の恵みを受けて楽しんでください」との挨拶がありました。
秋の実りを観察したり、採取したりして「山狩りを楽しもう」というテーマの下、広場までの林道を1kmほど歩いて散策しました。
参加者は博士によるホオノキやコブシ、ツルウメモドキなどの様々な植物の説明を聞きながら、ブドウやコクワ、オニグルミの実など、山の味覚を味わいました。
子ども達も最初はおそるおそるでしたが、「コクワはキウイに味が似ているよ」と教えると安心したように積極的に採って食べるようになりました。 また、オシロイシメジやボリボリなどのキノコもたくさん生えており、参加者は楽しそうに採っていました。
広場では、ヤナギの枝で弓を作り、ヨモギの茎を矢にしてうったり、イタドリとササで笛を作って吹いたり、ドングリでコマやヤジロベエを作ったりして楽しみました。
参加者のみなさんは思う存分、森林の秋を満喫し楽しんでくれたようでした。
(浅野 森林ふれあい係長 )
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