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森林のこともっと知りたい

森の恵みとふれあう木工作教室

~ネイチャーゲームや種とばしゲームをを体験~

【知床森林センター】


自然や木材に触れあい楽しむことで、森林への興味・関心を高めてもらうことを目的として、夏休み期間中の小学生を対象とした、木工作やネイチャーゲームなどの体験活動を8月4日に開催しました。

集合時間の午前9時よりも若干早く到着した子どもたちにせかされるように、予定よりも10分早くにイベントを開会。

センター所長の「夏休みも半分を過ぎましたが、自由研究として今回の木工作品を提出できるので、残り半分の夏休み、もっと遊ぶことができる」という言葉に、親子共々笑顔がこぼれていました。

職員による道具の取り扱いの説明を受け、9時10分頃からさっそく木工作スタート。
最初はみなさん何を作ればいいか分からず戸惑っている様子でしたが、施設内に展示してある木工作品をじっくり観察し、何を作ろうか必死でイメージを膨らませているようでした。

作りたいものが決まると、用意された木の素材の中から良い形、大きさのものを選び、道具を器用に使いこなして作業に集中していました。

子どもたちは創造力豊かにカブトムシやケーキ、飛行機、家、おみくじ、ボールを転がす装置等々、一つだけにとどまらず、次々に作品を作り上げていました。
1時間20分の作業を終え、みなさん無事に作品を完成。記念写真を撮って木工作の時間を終えました。

 
次は野外活動です。まず事前に隠した人工物を探してもらう「カモフラージュ」というネイチャーゲームを行いました。
参加したみなさんは1人ずつ、真剣に何個あるのか数えて進んでいきます。保護者の方も「おもしろいゲームですね」とゲームに積極的に参加していました。15個の人工物を全部見つけることができた子は2人いました。 見つけた数に応じてシールを配り得点をつけるようにしました。


次は、種とばしのゲーム。「ラワン」という木の種とばしキットを使い、芝生の広がるキャンプ場で種とばし競争!
低学年の子どもには、少し難しかったように感じましたが、高学年が一番ということもなく、種とばしのコツをつかんだ子どもが高く高く種を飛ばすことが出来たようです。3回戦勝負を行い、毎回一番高く飛ばすことのできた子どもにシールを配りました。

続いて、聴診器で木の音を聞く「木の鼓動」というネイチャーゲームを行いました。聴診器になかなか触れる機会の少ない子どもたちは興味津々な面持ち。
木だけではなく地面や草に聴診器を当てたり、チョウチョを捕まえて鼓動を聞いている子どももいました。


表彰式では、センター所長より1位と2位(2名)の子どもに、金と銀に色づけされた松ぼっくりのペンダントをプレゼント。さらに、所長からの愛情を込めたハグもあり和やかな雰囲気で閉会を迎えました。

(金澤 知床森林センター所長)

木工作教室 

 木工作教室

 

 ネイチャーゲーム

ネイチャーゲーム

 

種とばしのゲーム 

 種とばしのゲーム

表彰式

表彰式


 

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