10月17日(月曜日)、本別沢幽仙峡付近の風倒跡地において、十勝東部森林管理署主催による「第11回本別町の水源地の森林を造り育てる集い」を国際森林年の記念行事として開催しました。
植樹場所は、町の水道水を取水している本別川上流の水源地でもあることから、森林と水の関わりを知ってもらい、さらに森を育てる意識を広げる良い機会になればと企画しました。
この日の集いには、本別地域の森林に携わる機関や団体などから45名と、本別町立勇足小学校5~6年生の児童13名が参加しました。
団体等からの参加者はアオダモ、オオバヤナギ、ヤチダモ、アカエゾマツなどの苗木500本の植え付けを行い、勇足小学校の児童はアカエゾマツの枝打ち体験を行い、それぞれ心地よい汗を流していました。
最後に、省力化が期待されるコンテナ苗木の植え付けを実演、児童がプランティングチューブ(植え付け機械)による植え付けを行って、コンテナ苗木での作業方法を参加者の皆さんに紹介しました。
集いの閉会後、署員により、植栽していただいた広葉樹の苗木をエゾシカの食害から守るため、幹ガードを設置し、この日の国際森林年としての取り組みをすべて終了しました。
(國井 流域管理調整官)
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