9月11日(土曜日)、当署の東川青少年野営場敷地内において、旭川ユネスコ協会が主催する「どんぐりの若木を育て、大雪山の国有林に植えよう」を実施しました。
この植樹活動は、今年で11回目を迎えるもので、当署で提供したミズナラの苗木、紙ポットなどで春に紙ポット苗をつくり、各自が秋まで大切に育てたポット苗を東川町の国有林へ植えるものです。
昨年度まで実施していた箇所は、8月の豪雨によって手前の町道が決壊し、現地に行けないことから、今回は野営場敷地に変更して行いました。
当日は、老人クラブ、幼稚園児とその卒園児など老若男女約50名が参加し、植栽箇所の草刈り、床均し、紙ポット苗の設置を行い100本以上のミズナラを植樹しました。
その後、当署職員が森林から伐採された木材を大切に使うことで温暖化を防止できる等、森づくりの循環についてお話をしました。
旭岳の麓である野営場は、秋の風が吹いており、旭川の市街地から半袖で乗り込んできた一部参加者には肌寒いものとなりましたが、植樹を通して普段繋がりの少ないお年寄りと子どもたちが一緒に手を取り合うことができ、長い年月がかかる森づくりについて、参加者一人一人が考える契機になったことと思います。これからも、後世に伝える森づくりのお手伝いを行っていきたいと思います。
(和田 森林ふれあい係長)
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あいさつをする安達流域管理調整官

土の中からミミズを発見!

かなり手慣れた熟練コンビ

さすが遊びの天才 笹舟づくりで盛り上がる

森林の循環についてのお話

植樹箇所で記念撮影
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