7月23日(木曜日)、苫小牧市丸山の国有林で、「バットの森植樹祭」が、NPO法人アオダモ資源育成の会の主催で開催されました。
これは、野球のバットの原料であるアオダモを植樹し、将来の資源を確保していくために行われている活動で、今年で10年目を迎えました。
当日は、札幌ドームで開催されるプロ野球のマツダオールスターゲーム2009に出場するため来道していた千葉ロッテマリーンズ(井口資仁、里崎智也、サブロー)、広島東洋カープ(栗原健太、石原慶幸、東出輝裕、赤松真人)、中日ドラゴンズ(井端弘和、荒木雅博)のスター選手を迎え、苫小牧駒澤大学、北星学園大付属高校の野球部員、関係者ら総勢100名が参加し、アオダモの苗木200本を植えました。
この苗木のうち30本は、平成19年苫小牧市で開催された全国植樹祭で天皇・皇后両陛下お手播きにより育ったものが使用されました。
また、植樹後にはプロ野球選手とのサイン会や記念写真の撮影なども行われました。
アオダモ資源育成の会では、これまでに全道各地で1万本ものアオダモを植えてきていますが、この木がバット材として利用可能な大きさに育つまでには80年以上かかるとも言われており、これからも地道で息の長い活動が続きます。
(東本 流域管理調整官)
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